・原子炉は地震で壊れないかもしれない、しかしすべての原発の電源は震度5程度の地震で止まってしまう可能性がある(p15)
・福島第一で起きている事故は、チェルノブイリ、広島長崎の原爆のような「核分裂の暴走による核爆発」ではなく、「水素発生による水素爆発」である、水素が発生したのは、原子炉内の温度が急上昇したからでその原因は電源喪失にある(p15、49)
・太平洋プレートは北米プレートよりも少し重いので、ぶつかり合うと太平洋プレートが下に潜ろうとする、そのときに北米プレートをひきずこもうとるする動きとなり、地下深くでひずみが発生、それを解消しようとして北米プレートが跳ね上ると、太平洋の海中を震源とした地震が起きる(p25)
・振動の強さの計測する単位は、ガル=1秒間に1センチ動くような動き(p25)
・4月7日に東北地方で起きた最大震度6(M4.7,津波なし)を記録する余震で、青森県原発と六ヶ所村再処理施設の電源が切れ、ディーゼル発電を使用するに至った(p27)
・地球は外からは核融合が続いている太陽に、内側からは、原子の崩壊熱で暖められてきた、その熱と熱の出入りの絶妙なバランスのおかげで生物が発生した(p32)
・持っている原発の種類によってできる核爆弾が異なる、ウランを燃やしてできるプルトニウムを使うグループ(イギリス、ロシア、北朝鮮)と、ウラン濃縮してウラン爆弾を作るグループ(アメリカ、フランス)で日本はウラン濃縮型(p35)
・ウラン235を4%くらいまで濃縮すると、普通の水である「軽水」を用いて原子炉ができる(p35)
・原発建造における耐震指針は、原子炉の建屋、格納容器、原子炉(圧力容器)の3つにのみ責任をもつが、電気系統やその他設備は無関心(p54)
・原子力安全・保安院ができたので、原子力委員会と原子力安全委員会には情報がこなくなった(p86)
・もし現在起きている事故が、敦賀・柏崎刈刃、九州の玄海で起きた場合、偏西風により日本中が汚染される(p87)
・IAEAは土の表面をすくって土壌汚染の測定をするが、保安院はスコップで掘って下の土も含めるので、20分の1程度には薄められる(p100)
・1マイクロシーベルト(1時間)とは、約8.8ミリシーベルトであり、ICRP基準である1ミリシーベルトを超えているが、政府は20ミリシーベルトに設定(p107)
・実際には測定値の3倍(大気+呼吸による+食品や水を介する)が入ってくると考えるべき、1マイクロシーベルトならば、約26ミリシーベルト(年間)である(p108)
・福島沖でとれる、小魚、貝、海藻は要注意(p115)
・大学で行われる「社会に役立つ研究」を判断するのは、東京大学である(p122)
・高レベル放射性物質は細心の注意を払い、専用トラックで輸送されて地下300メートルに格納されるので安全、低レベル放射物質は普通トラックの輸送、格納も15メートル程度の深さであり危ない(p184)
・石油メジャーが土地を所有するために、40年程度であれば先に土地を買っても資源で儲けられるとして「40年で枯渇」としている、これは資源の話ではなく、経済理論の話(p194)
・最近では風力発電所周辺では、風が弱くなったというのは常識になった、エネルギー保存法則から言えば当たり前(p196)
・スウェーデンで水力発電が成功するのは人口密度が日本の17分の1であること、一人の人間が使える「自然エネルギー」が17倍、自然破壊をしても被害は17分の1であることを意味する(p200)
・日本の森林面積は66%で世界3位、自然エネルギーに使えない山地ばかりで、自然エネルギーを使うには不適切な国(p203)
・オーストラリアの石炭の炭抗夫の最低賃金は1000万円、リーダーは2000万円、埋蔵量は1000年分(p208)