・私(副島氏)は、この「金を買いなさい」をこの27年間(1998)自分の本で書き続けてきた、そして現に、金の価格は15年前の10倍になった、1グラム=1200円(2002)が、現金小売りで 16000円台(2025.7.3=17113円)である。金を買った人たちが100万人いて、10万人くらいは私に感謝している(p13)
・アメリカ合衆国は、実は破産している。アメリカ政府は巨額の借金(多くは隠されている)を抱えていて、すでに破産状態である。国民に今以上の税金をかけるといっても国民は払う気がないので、関税で外国に払ってもらおうとなっている(p48)関税とは、貧しい国が自分のひ弱な産業を守ために、先進国とは互角に競争できないので、不利益の是正のために外国製品に課す税金のことである、これをアメリカが行ったのは、アメリカがすでに破産しているという事実である(p72)
・農林中金(2024年度決算で12兆円の損害、47兆円の資産を保有)が決死の覚悟で、もうこれ以上アメリカの言いなりにはならない、ということで、2025/4/8の真夜中2時(時間外取引、アメリカは4/7午後3時)で、突然2兆円(140億ドル)売った、これでトランプの練りに練った関税戦争の開始を一気に挫折させた(p51)このとき、10年物の米国債の金利が3.83⇨4.5%(米国債の暴落)が起きたので、高関税政策を一気にやめた、90日間の延期とは、中止と同じことである、アメリカの負けである(p93)
・アメリカの国家予算は7.6兆ドル=1000兆円)だが、2兆ドルが足りない赤字分である。この不足分のうち、高関税(1兆ドル)で財政赤字の半分を補おうとした(p74)
・230万人の連邦政府の職員のうち、100万人が官僚(上級公務員)であり、4月末までに官僚、在宅勤務の研究員たち27万人を解雇した、このことの切実さが日本に伝わらない(p61)
・前作(金融恐慌が始まるので金は3倍になる、2023年)の時、金はグラム1万円だった、そして1万7000円まで、わずか1年ちょっとしかかかっていない。金が3万円になるのは、来年か再来年である。だから、まだまだ金を買いなさいというのは、大きな事実である(p118)あと残るのは、ドルの切り下げ(ドルの10分の1への切り下げ)だろう、ニクソンショックと同じもの(p118)
・自分の退職金を円で保有するリスクを痛感している、とまで日銀マンが言った、円はいくらでも刷れることを職場で実感してきたので、何か刷れない資産を模索していて通貨の原点であるゴールドに回帰した(p131)
・NYで金が急上昇したのは、スパイダーゴールド取引所を中心とする金ETFを使った先物市場で、先物のプット買いをやっていた胴元が相場の踏み上げで大損を出して、先物の売りを立てていた客たちが現物で金を手当して返済(決済)しなければいけなくなった。それで、急いで、英中銀とバチカン銀行に蓄えられているゴールドを空輸しなければならなくなった(p143)
・金を絶対に暴落させてやる、と500倍のレバレッジをかけて担保も出さすに金を売り崩してきた、ところが金が逆流して上がってしまったので、ボロ負けに負けた。金売りを仕掛け続けてきた連中(ゴールドマンサックス等)が金で大失敗した。金の売り崩しを実行してきたので、この20年間、金の上昇はずっと抑え込まれてきた(p145)
・5月末の月曜日(第一次世界大戦の戦勝記念日)から後、6,7,8月はもう夏休みに入る、小学校から大学まで。世の中全体も何となくで、役所政府も交代で休暇に入る。次の大変動はだから9月である(p238)