・2010年終わり頃から、中国は下落するドルの価値に苦慮して、米国債を公然と売り始めると米ドルが決定的に暴落してアメリカの世界覇権が終了する、その時期は2012年であり、2015年に中国へ世界覇権が移る(p31)
・中国の本当の底力は、奴隷労働並みの安価な労働力である屯田兵(辺境農民兵)制度にある、人間を丸ごと10万人程度輸出して、生産工場やインフラを作る(p50)
・ドルが基軸通貨でなくなると、その次にくるのは、「コモディティ・バスケット通貨体制」(実物資産を保障物とする通貨体制)となる(p58)
・170兆円程度残高があるはずの厚生年金(企業に勤める2000万人の年金)のうち80兆円くらいは、アメリカでの運用失敗でなくなっているはず、2009年6月27日には、15兆円の損失があることを白状した(p63)
・日本が20年間も景気回復できないのは、官僚達が国内統制を行って、多くの法律や規則を作って、創意工夫のある人たちを苦しめてきたから(p76)
・日本の科学技術力と輸出力は依然として強いので、中国の元に対しては現在の半分の1元=30円でもちこたえると予測される(p82)
・日本は合計700兆円程度の対米債権があり半分は米国債、中国は1400兆円程度、欧州諸国は合計で2000兆円、サウジが500兆円程度(p92)
・1ドル=60円=2元の均衡が破られると、3ドル=1元=30円となる、その場合も円と元の関係は変化なし(p96)
・ローマ帝国がケルト人のブリタニア(英国)やガリア(フランス)から撤退したように、米軍は朝鮮半島や台湾を放棄して、沖縄まで退き、いずれはグアム島とハワイまでさがると予測される(p126)
・大連は経済的重要性のために、副省級市(省と同じ自主権をもつ)に指定されている、他には、南京・ハルピン・長春・西安・武漢・アモイ・深せん・青島等、合計15ある(p173)
・今の日本政府は、毒ガス兵器を貯蔵していた場所の洗浄代と、731部隊の被害者への補償で、1兆円程度の予算を組んで、中国側へ支払っているが報道されていない(p185)
・今の中国人は殆どが混血で、本当の漢民族は、福建省の一部と香港に少数だけ生き残っている(p192)
・中国は省毎に話す言語が異なるので、20年ほど前までは中国人同士で言葉が通じなかった、そこで10年くらい前から北京語が通用するようになった、現世代は両親とは現地語で話すが、老人世代が死亡すると北京語で話し始める(p193)
・チベット族は満州族とことなり、今もチベット語、チベット仏教を持っている、他民族は4000メートル級の山に来ると高山病を起すため、チベット民族を漢民族にさせるのは、中国共産党でもできていない(p200)
・中国の一般庶民の平均年収は、20万円(1.4万元)であり、一般の日本人の10分の1、都市部では月給3万円まで上昇、あと10年で中国の国民生活の水準は日本と同じになると予想される(p212)
・中国には絶対に認められない問題が2つある、1)一党独裁、普通選挙を認めない、2)台湾、チベット、ウイグルの独立を認めない、である(p227)
・北京五輪開幕の日にグルジア侵攻があったが、その時にロシア政府は、米国債・リーマン債・アメリカ公債を一斉に売り払ったので、サウジと日本は買い支えた、そして1ヶ月後の9月にリーマンブラザーズの破綻が起きた(p235)
・世界銀行が決済金不足になった場合には、世界は一時的に物々交換になる、例えば、日本の電子部品と石油との交換という具合、1991年ソビエト崩壊時には、タバコのマールボロがロシアで通貨の代わりとなった(p237)