・90年代後半に、ニッケル水素・リチウムイオンが登場するまで、バッテリーの進化は無かった、電気自動車ブームが去った要因はバッテリー技術の停滞が最大の原因(p13)
・電気自動車が高価な理由は、バッテリーが効果であるから、解決には量産化によるコスト削減と、行政による補助金た期待される(p31)
・ガソリンのエネルギー密度は、質量エネルギーで12kwh/kg(体積:16kwh/リットル)、最も優秀なリチウムバッテリー(0.1kwh/kg,0.2kwh/リットル)と比較すると、重量で120倍、体積で80倍高いことになる。三菱iMiEVを400km走らせるためには、40kWhのバッテリーが必要で、重量400kg(容積200L)となる(p36)
・リチウムイオンバッテリーの欠点は、1)安全性(ノートPC用ではしばしば発火、電解液が可燃物)、2)大電力を瞬間的に取り出す出力特性のアップ(すでに達成済?)、である(p44、48)
・バッテリーとモーターを結ぶインバーターの役割は、直流からの周波数を交流周波数に変化させてモーター回転数を決定、電流量も調整してトルクも決める、ガソリン車でいう、スロットル及び燃料発射装置の役目をする(p68)
・モーターは低回転ほどトルクは大きいので、トランスミッションが不要になる、特に後退用ギヤが不要(電流の正極・負極を逆転で対応)、アイドリング回転も不要(電気をとめるのみで対応)でクラッチ機構が不要、左右のタイヤを別モータで回転(インホイールモータ式)させればデフまで不要だが、当面は装備の予定(p75、76)
・急速充電器は3百万程度であるが、ガソリンスタンドの建設と比較すれば、1桁安く設置可能、イオン(越谷市)やパーク24、ローソンは業務用にEV導入開始は取り組みを始めている(p92)
・自宅で充電することが困難な人は、集合住宅に住んでいる、自宅とはべつに駐車場を借りている人であり、急速充電スタンドが近くにあることが購入の前提となる(p94)
・iMiEVは満充電で、160km走行可能(10・15モード)、一般的な電気料金は386円(16kWhバッテリー、1kWh=24円)、夜間電力を利用すると151円、同じクラスのガソリン車と比較すると、160Km走行比較で1L=100円としても電気代のほうが半分以下(p96)
・燃料電池車において、ガソリン改質方式は、メタノールの300℃に対して800℃での改質が必要等、課題解決のハードルが高いためメタノール改質よりも先に立ち消えとなった(p119)
・トヨタのハイブリッド方式(シリーズパラレル方式)は、走りと充電にエンジンの動力を分割して使うために、遊星歯車を利用したハイブリッド・トランしミッションを備える(p228)
・郵便事業会社は、所有するすべての自動車(2.1万台)を、8年程度かけて順次EVに切り替える、主な郵便局にEV用急速充電器を設置する方針で、一般の利用者も使えるように検討している(p250)