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summary

中国がなくても、日本経済はまったく心配ない! (WAC BUNKO)

中国がなくても、日本経済はまったく心配ない! (WAC BUNKO)の写真

・北京で百人程度が反日デモを実施すると報じるマスコミは、2010年10月2日に渋谷で開催された中国への抗議デモ(警察発表で2600人参加)に対しては無視した(p13)

・中国が日本にレアアースを売らないのであれば、アメリカ、豪州、南米、中央アジアが鉱山を開いてくれるだろう(p14)

・輸出総額がGDPの10%強しかない日本で「我が国の経済は輸出に依存している」と言われている、この割合は高度経済成長期から変わらない(p20)

・中国および香港との貿易が途絶した場合、日本経済のフローであるGDPは、約0.35%減少する(p28)

・2009年末時点における日本の対外直接投資残高は7404億ドルで、中国への投資分は7.4%で550億ドル(p33)

・中国のレアアース禁輸に対して、「レアアースを使用した資本財の、中国への禁輸措置」を講じるべき(p38)

・輸出依存度が日本より低い主要国は、アメリカとブラジル程度(p42)

・日本の評論家やマスコミは、「相対化」を行わず、自らの絶対的な価値観に基づいた情報を垂れ流す(p47)

・家計が住宅ローンを返済すると、ストック上では、家計のお金が銀行にウチり、同時に銀行から「住宅ローンという資産」が、家計から「同名の負債」が同額分消滅する。なのでGDPは直接的には増減しない(p63)

・原資が借金でも何でも、それが消費や投資として支出されれば、GDPは増える、これは中国経済を理解する上で重要なポイント(p63)・バブルが崩壊するとストック上で資産価格が崩壊するが、負債残高は消えないというのが、あらゆるバブルに共通している(p66)

・中国は高度成長しているが、2000年に45%あった個人消費支出は、2009年には30%程度に落ち込んだ、日本は1955年から基本的に60%程度(p73、84)
・グローバルインバランス拡大が続いた理由は、1)アメリカの不動産バブル、2)ユーロの存在、3)中国の人民元安政策、である(p100)

・中国の膨大な輸出の担い手の過半が外資系企業でその割合は、2001年以降は常に50%(p119)

・国家の金持ち度を計る指標である「対外純資産」は、日本が248兆円であるのに対して、中国は129兆円、外貨準備高は中国は日本の2倍以上、89対204兆円(p131)

・中国で不動産価格が上昇続けているのは、1998年の法改正まで、中国人民が不動産を取得できなかったという特殊面が大きい(p159)

・中国では、月収2.1万円、年収25万円の人が、60平米のマンションを買う場合、年収30倍を超える、住宅価格は年収の5倍程度が限度(p162)

・中国で最高の上海の可処分所得は月:2万円(1600元)程度、病院の平均医療費は1回診療で、500元(6000円以上)、これでは個人消費は無理(p185)

・3億人を超える都市部の労働者のうち、年金(養老保険)への加入者は、1.6億人、農村部は4.7億人のうち、5000万人程度(p187)

・中国には、「富裕地と貧困地」「都市部と農村部」「富裕層と貧困層」という3つの格差問題が混在している、中国では上位10%が全所得の50%、日本では20%程度(p192、194)

・中国人民にストライキ権は認められていない、それなのに外資系企業に対してストライキが続いたというのは、共産党の意思が込められている(p196)

・現在の中国でコストが高いのは、電気代、次は関税、人件費(労働者を10年以上雇うと終身雇用)、法人税率の15%への引き上げがある(p251)

2011/1/2作成