・英国BBCが実施した日本に対する評価で、否定が肯定を上回った2か国は、中国と韓国のみ、最も評価したのはインドネシア(85%)、フィリピン(79%)である(p9)
・世界中のコミックショップにならぶマンがのおよそ9割を日本漫画の翻訳版が占める(p23)
・翻訳された日本語の漫画は、横文字にもかかわらず、たいていは右開きで作られる、左開きにすると左右でつながった絵が逆転するから、欧米人が右開きを受け入れたのは驚くべきこと(p26)
・東京の美食都市であるのは、飲食店そのもの数からわかる、パリ:1.3万軒、ニューヨーク:2.5万軒に対して、東京は16万軒(p38)
・世界最古の土器が青森県で出土している、炭素測定年代のサンゴによる歴年代較正値は、約1.7万年前であり、土器の内側には炭化物が付着していて料理の痕と思われる(p45)
・神社では二拝二拍手一拝が通例だが、食前食後は一拝一拍手が日本における食事への感謝の作法(p47)
・神嘗祭(10月15.16日の深夜、伊勢神宮)と新嘗祭(11月23日の深夜、宮中)に行われるお祭りは大切なもの、神嘗祭は新穀を天照大神に捧げる神宮最大の祭典、新嘗祭は天皇が自ら育てた新穀を御親供するもの(p50)
・世界には海と接していていない内陸国は43、国境を接するすべての国が内陸国=国境を2回越えないと海に行けない国、である国(二重内陸国)はリヒテンシュタインとウズベキスタンの2か国のみ(p66)
・日常食事に箸を使っている国々の範囲は、中国、朝鮮半島、日本、ベトナムに限られるが、箸のみで食事が完結する食事作法は日本のみ(p76)
・欧米列強は、軍艦を見せることで恫喝して屈服させてきたが、日本人は、本気で黒船を造ろうと観察し、ペリー来航のわずか2か月で洋式大型軍艦の建造に着手して、翌年には完成(鳳凰丸)させた(p78)
・ペリー一行は贈り物として蒸気機関車の模型を最先端の技術を見せて外交を有利にしようとしたが、翌年に同じものを作ってしまって驚いた(p79)
・秒刻みで鉄道を正確に運行しているのは、御召列車の三原則(並走する列車、追い抜く列車、高架で通過する列車は禁止)があったことに起因するかもしれない(p81)
・伊勢神宮の式年遷宮とは、持統天皇の御代に第1回が行われて以来、1300年の伝統、平成25年(2013)には第62回式年遷宮の予定、宮域林の間伐材は全体の2割を使用、700年振り(p82、150)
・英国の公用語はフランス語とされていた(1066年のノルマン征服によりブリテン島はフランス貴族のノルマンディー公の統治)が、百年戦争の勃発によりフランス語は敵性語とされ、1362年に議会の開会宣言が英語で行われ、1399年に英語を母国語とするヘンリー4世が即位(p90)
・日本人が物を大切にしてきたのは、物質としての価値ではなく、物に神聖性を見出してきたから(p96)
・「いただきます」とは、「あなたの命を頂きます」という意味、食物そのものに対する感謝の言葉であり、料理人への感謝の言葉ではない(p97、98)
・漢字が導入されてから幕末までの1200年間、公文書はすべて漢文で表記、漢字は表意文字であり、それぞれの字に和語と古代中国語の二通り以上の読みを与えた(p108)
・神聖ローマ帝国が実質的に崩壊した30年戦争は、ドイツ全土が戦場となり、3分の1にあたる600万人が死亡、6分の5の村が破壊された(p121)
・日本の合戦はあくまでも職業軍人同士の戦い、民間人が攻撃の対象となることはなかったので、戦争犠牲者の数は少ない(p124)
・天皇が君臨する状態が連続していることは、歴代の政治最高権力者が例外なく天皇に任命されてきた事実から確認できる、摂政、関白、太政大臣、将軍、現在の内閣総理大臣等、例外は無い(p174)
・日本に次いで長い歴史を持つのは、デンマーク、建国から千数十年経過、日本は2000年以上、各国の略年表参照(p179)
2011/5/7作成