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summary

世界の変化を知らない日本人 アメリカは日本をどう見ているのか

世界の変化を知らない日本人 アメリカは日本をどう見ているのかの写真

・福島原発事故についてアメリカ側があまり深刻に考えていなかったのは、技術的な問題ではなく、危機管理体制の問題で事故が起きたと結論付けたから(p17)

・東京電力の発電事業は世界で高く評価されてきた、機材の補修や管理、取り替えを適切に行っていて、原子力発電所の施設や装備の問題が事故とは直接関係ないことを、世界の専門家の目には明らか(p27)

・原子力空母は燃料の石油を搭載する必要ないので、食料品や物資を積みこめる、今回支援にきた「ロナルドレーガン」は、6000人分の乗組員の食料や必需品を90日分積載可能(p48)

・大震災後のアメリカ軍の緊急出動態勢は、日本の民主党の愚かな行為で日米関係が悪化しても、日本がアメリカの核の傘のもとにあり、アメリカが常に日本の側にいることを、中国に思い知らせた(p53)

・被災地の救援に自衛隊の半数を出動させたので、防衛体制は空になった、アメリカ軍は救援活動と演習という名のもとに日本を守ろうとして戦争に近い出動態勢をとった、陸軍の舞台が長期にわたって過酷な救助活動に独力で当たったことはあまり例がない(p61、101)

・アメリカ海軍が太平洋戦略の中心になっているのは、海軍を除いては、わずかの空軍のみで陸軍はほとんどいない、海兵隊はグアム島への移転を開始したから(p63)

・中国外相に嘲笑された民主党は、前言を翻して「アメリカの核の傘を提供してほしい」と申し入れた(p91)

・第二次世界大戦前に、日本陸軍の首脳は中国と手を組んでアメリカに対抗しようとしてアジアに経済圏を築こうとしたが、うまくいかなかった(p135)

・中国共産党の首脳は、多くがアメリカ留学をして、アメリカ的な教育を受けている、国内のみで教育を受けたものも、アメリカ資本による北京清華大学を卒業して同様の教育を受けている(p136)

・アメリカにおいてティーパーティグループは、3000程度自然発生的に誕生している、このグループが強いのは中西部から南部にかけてで、かつては民主党が強いと言われた地域(p185)

・ティーパーティが中国に対して主張しているのは、1)公平な自由貿易体制、2)パテントをはじめとするアメリカの知的所有権を守ること、である(p186)

・第二次世界大戦で日本空軍に撃墜された経験のありシニアブッシュ大統領は、「戦後、民主主義と自由のために尽くした昭和天皇に敬意を表するために、葬儀に列席する」と表明した(p194)

・ネルソン・ロックフェラーが副大統領になったのは、ウォーターゲート事件騒動で、フォード副大統領が大統領に昇格して、その後任としてなった(p203)

・副大統領は外交に精を出す人物が多く、ブッシュ前政権まではほとんどの副大統領が日本びいきであった(p210)

・アメリカの歴史書には、核爆弾を投下してソビエトを引き込むことで太平洋戦争に勝ったと書いているが、指導者は、薄氷を踏む思いで勝った戦争で、幸運(特にミッドウェー海戦、当時の日本の海軍力はアメリカの2倍)と日本の失敗によって勝つことができたという自覚がある(p220)

・中国では共産党の力が弱くなり、軍部の発言力が増している、かつての日本軍部とおなじようにブレーキがきかなくなっている(p229)

・小泉政権が行ったビックバンによって、銀行体制が壊れた、金融自由化と市場開放で農協の組織が壊滅、郵便貯金制度も実質的に解体したので、自民党が勝ったとしても昔のような権限と権力を持つことは無いとアメリカの専門家は見ている(p235)

・「日本が安全であるから、資産を日本円にして日本に置いておく」という外国人の考え方は、新しい気づきであった(p264)

・日本がいま不安定になっている原因の一つは、アントレプレナーとして成功した人々が政治資金を提供し、民主党政権を支持していることである(p269)

2011/8/13作成