・1980年以降、日本は働いて輸出したが、その代金を運用できないので米国に逆流し利益は米国に行った、このシステムは英国のインド経営の知恵から来ている、インド人が綿花を作り、英国に輸出する、インドがいれた代金は投資先を求めて英国に戻る(p50)
・マクナマラの戦略の定義によれば、外的環境の把握・将来環境の変化・自己の強み弱みの情勢判断・代替戦略の比較が、目標戦略決定の前に重要視される(p74)
・戦争するか否かの判断は、大戦略であり政治の分野、戦争の各種方針(戦闘前)は、戦略の分野、戦闘の行い方は戦術の分野である(p75)
・1648年に締結された、30年戦争の講和条約であるウェストファリア条約では、条約の締結国は相互の領土を尊重し、内政への干渉を控えることを約束した、ドイツは人口の3割、成人男性の5割を失った(p79、233)
・ナッシュ均衡は、各プレーヤーがゲームで選択する最良の選択は、個人が独立して決められるものではなく、プレーヤー全員が取り合う戦略の組み合わせとして決定される(p86)
・戦争の勝利が国家の勝利をもたらすものではない、つまり、払った犠牲と勝利して得たものが釣り合わないことを「ピュロスの勝利」という、日露戦争は日本が勝利したが、総経費:18.2億円は開戦前年の一般会計歳入:2.6億円の7倍(p115)
・横須賀・佐世保・嘉手納など大型基地の規模は世界最大で、これだけ持っている国は日本以外にない、米軍は海外基地の重要性を評価する時に使用するPRV(財産代替価値)では、日本・ドイツが米国海外基地の全体の各々30%をしめる。大型基地をみると、日本はドイツの3倍(p185)
・普天間の資産価値は在日米軍基地全体の20分の1以下、そのために他を悪くすることはできない(p185)
・中国の経済が米国並み、日本の4倍、軍事費が日本の10倍という事態になったとき、日米関係が大きく変化する、東アジアでもっとも重要な国は日本でなく中国になる(p237
2010/12/5作成