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summary

世界でいちばん!日本経済の実力

世界でいちばん!日本経済の実力の写真

・アイルランドの民間銀行の対外負債のままであれば、返済責任は各銀行だが、アイルランド政府が肩代わりをすると、返済責任は銀行から政府、そして国民となる(p23)

・日本政府は、東海道新幹線や東名高速道路の建設費用を世界銀行から借りて、1990年に完済した(p25)

・消費とはその瞬間で話が終わる需要であり、将来的な供給能力の拡大には全く役立たない、供給能力を高めたいのであれば、政府や民間が投資する必要がある(p27)

・ギリシアが海外から借金までして公務員給料や年金を払わなければならなかったのは、労働組合が原因、公務員は労働人口の2割を超え、公務員労組と民間の最大労組の2つが動くだけで、ギリシアの労働人口の半分がデモ参加となる(p30)

・お金持ちかどうかは、資産の大小よりも、「純資産の大小」できまる、日本は現時点では国家としては対外「純資産」が世界最大(p36)

・銀行の預金超過額は、2000年から増え続け、2004年以降、現在に至るまで100~150兆円もある、貸出金は200兆程度(p46)

・日本政府の借金は、銀行などの金融機関を経由して、日本国民からお金を借りて、日本国民に返済することになる(p52)

・日本の政府利払い対GDP比率は、1,3%、アメリカが1.8%、イギリスが2.3%、イタリアが5.3%、日本が低い理由は日本国債の金利が史上最低なので(p57)

・日本国家のバランスシートをみると、政府純負債:600兆円弱、金融機関:ほぼゼロ、家計純資産:1100兆円、日本国全体の純資産:250兆円である(p63)

・政府が国債をひたすら公共投資のみを続けて、その企業がすべてを内部留保すれば、政府負債残高が家計の金融資産の残高を超えることがあり得るが、基本的には政府が負債を増やすと民間の資産も増えることになる(p75)

・夕張市は地方債の債務不履行に陥って破たんしたが、それは中央銀行をもたずに日本円を発行できなかったから、「中央政府の自国通貨建ての負債」のみが特別(p106)

・ジンバブエでハイパーインフレが起きたのは、大統領が主要生産者であった白人農業主を追放して、農産物の生産が行えなくなったから(p117)

・ハイパーインフレの定義は、1年間で物価が131倍(インフレ率:1万3000%)であるが、日本の最高記録は、1946年の360%である、小売物価指数は、1946年:500%、1947年:200%(p119)

・GDPとは、「その国の生産の規模」「その国の支出の規模」「その国の所得の規模」の3つの面で同時に測定可能、これはGDPの三面等価といわれる(p151)

・デフレの原因には2つあり、1)国内需要が供給能力を下回っている、2)お金の量が国内経済活動に対して少ない、であり、2つ目の解決は日本政府にしかできない(p170)

・政府の負債対名目GDP比率は、ダントツで日本が世界各国を上回っている、この、1)名目GDP成長が少ない、2)それを放置した日本政府、日本銀行にある(p191)

・日本のGNI(国民総所得)がGDP(国内総生産)よりも上回っているのは、日本人が外国で働いた所得(全体の1%)のためでなく、対外資産からの配当金等による(p200)

・資産家が資金を外国に持ち出すという理論は、日本円が外国でも使用可能ということになる、実際には円が外貨に両替されて、円安に振れるということになる(p207)

・現在の日本は、対外純資産から生じる「所得収支の黒字」、それがもたらす「経常収支の黒字」という循環になっている(p232)