・日本の企業が高額の手数料をとられてもマーチャントバンクに頼ったのには理由がある、彼等にはプロジェクト創出能力や遂行能力があった、融資や起債にとどまらずプロジェクトの調整役でもあった(p82)
・企業が銀行間において、将来を嘱望される幹部候補を互いに受け入れるメリットは、現在だけでなく将来の人脈が作れること(p90
・日本国債がリスク資産と見做されるようになりつつある現在、地銀や信金・信組も再編を覚悟するべき(p101)
・スペインで第三位の銀行とされるバンキアが事実上破綻(2012.5.25)して、国によって190億ユーロの支援を受けて救済された。バンキアは、2010年にスペインの地銀連合である、これは日本でも将来起こり得る現象である(p101)
・日本の巨大邦銀グループは、とても非効率、それは銀行グループ会社の数の多さと非効率さにある(p128)
・地銀は、2011年になってから急に東南アジアとの銀行の業務提携をするようになった、横並びしかないのが戦略(p136)
・取り付け騒ぎは、昭和初期の金融恐慌以来、日本では長く起こっていないと思われている。しかし、日本振興銀行(破綻してイオン銀行に買収)や、東日本のある銀行で起きており、今後も起こる可能性はある(p190)