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summary

国債暴落をものともしない長期投資

国債暴落をものともしない長期投資の写真

・94年の金利自由化で、国や日銀の金融政策と預貯金金利との連動性がなくなった、96年から日銀は、金融調節の手段として公定歩合を用いないことになった、これにより公定歩合は政策金利の役割を終えた(p26)

・2006年8月からは、公定歩合という名称ではなく、「基準割引率および基準貸付利率」と呼ばれるようになった(p27)

・日本には個人金融資産が1706兆円(2016.3)あって、833兆円が預貯金として眠っている。株式:88、債券27、投信92、生命保険220、年金235(p33)

・米国では、8268兆円のうち、現金預金は、1132兆円(13,7%、日本は52.7%)、株式は2794兆円(33.8%、日本は9.7%)、保険は両者ともに、3割程度(p39)

・日本経済が25年間低迷してきたのは、企業や産業界での新陳代謝を起こさせないようにしてきた結果である(p45)

・経済は、動いているお金の量と、スピードとの掛け算で規模が決まる。経済規模、つまり、成長力を高めたかったら、GDPの60%を占める個人消費を高めさせることである(p59)

・不良債権の処理は、旧勘定として旧経営陣に委ね、そこで発生する巨額損失は、自己資本をあてて株主が負担、足らない場合は、破産申請するのがまっとうな手順である(p73)

・年金税を20%にして、それを財源として、65歳以上の高齢者全員に、月25万円の年金を給付するだけで日本社会は様変わりする(p94)

・今年度の政府予算は、96兆円あるが、32兆円が年金・医療費等の社会保障費の税負担分である。23兆円が国債費、合計で予算の57%を占める(p99)

・戦時国債を現金化した場合、時価評価で、20~50分の1にまで目減りした(p110)

・過去120年間の米国長期債利回りが、5.7%程度であるのに、1.38%まで利回りが下がった、つまり債券価格が上昇している(p121)

・貯蓄信仰に凝り固まった日本人であるが、貯蓄ゼロの世帯が34%もある(p161)

・生活者から見て、なくなっては困る企業という観点で長期投資する企業を選べば、それで十分である(p192)