・支配階級である武士と、最も身分の低い商人との立場が180度逆転することになった、これが明治維新というものが非常にスムーズに行われた隠れた理由である、支配階級であった武士がその特権を放棄し、自らの立場を否定して、四民平等を実現した、具体的には、武士が自分たちの収入源である所有地、年貢米、俸禄米を生む領地を全て朝廷に奉還した。そのようになった理由は、すべての武士が膨大な借金を抱えていて、特権を放棄する代償として、借金をすべて明治政府が肩代わり(徳政令)したから(p27)
・資本主義経済が再び発展するには、1)資本主義のグローバル化、2)先進国内におけるサービス経済の拡大、つまり、個人経済・家庭内経済・共同体経済を市場化していくこと(p44)資本主義が広まるには、各国の伝統的な文化との軋轢や社会慣習との衝突は不可避となる、だから準備ができた国から順番に取り組んでいくことになる(p54)