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summary

世界金融恐慌序曲 危機管理の資産運用

世界金融恐慌序曲 危機管理の資産運用の写真

・現在はグローバル化しているので、自国における金利より低金利の国があれば、そのカネを借りて、金利の高いカネに替えて他国に投資するという資産運用が成り立つ(P21)

・2000年代の世界的景気回復は、円キャリーによるチープキャピタルと、中国から得られたチープレイバーを繋ぎあわせた構造により支えたれてきた(p22)

・住宅ローンの証券化は、アメリカでは珍しくない、しかし証券化によりリスク回避以外に、リスクがどこにあるかをわからなくする側面が、サブプライム問題を複雑にした(p29)

・サブプライム問題で株式市場が暴落し、手持ち証券をヘッジファンドが売却して、円キャリの巻き戻しで円借りを清算するために円を買い戻しているので円高となっている(p35)

・日本の短期金利は、将来的には5%くらいになる、そのためにはマネーサプライの縮小が必要で、円高になることを意味する(p56)

・工業化にあたっては、その前提として、農業革命が必要である、イギリス・欧米・日本も同様、それに対して中国は、工業化によって農地・森林が破壊されているので、工業化のメリットが出てこない(p71)

・石炭などの市場は原油と比較してとても小さいので、ヘッジファンドが扱える市場ではなく、放置されているために、価格があまり上がっていない(p89)

・アメリカは、他国には干渉しない孤立主義者の考え方をする「民主党」と、世界支配を行うべきという「共和党」に分かれる(p97)

・サンマルクは、売り上げに占めるコスト(食材費、労賃、地代)が6割に抑えられる展望ができて、初めて出店するという戦略を持っている(p195)

・インパール作戦は補給をまったく考えずにインドへ進軍したために、作戦参加者10万人中、戦死者が3.2万人(ほとんどが餓死者)、戦傷病者4.5万人という大失敗を犯した(p201)

・日本の各家庭にテレビ、VTRが普及しているのは、中間層という8割を占める層が存在するから、それがないイギリスではそれほど普及率は高くならない(p226)