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summary

サムスン栄えて不幸になる韓国経済

サムスン栄えて不幸になる韓国経済の写真

・日本も韓国も3年連続実質賃金が減少している、日本の場合はデフレにより人件費を切り上げられないため、韓国の場合は、国内の寡占化とグローバル化(輸出)のため(p22)

・国内企業が寡占化して、企業が国内市場で極端に大きな利益を上げている場合、損しているのはその国の消費者としての国民である(p27)

・ゲームソフトを開発しても市場投入後にコピーされるが、オンラインゲームはユーザーは必ずネットにアクセスする必要があり、コピー製品が出回ることもない(p34)

・GMは子会社に鉄道会社を買わせて、丸ごとバス路線に切り替えた、その後は、タイヤメーカや石油メーカと組んで資本構成が不透明な買収企業を設立して、路面電車を買収する方法に変えた(p37)

・2002年のタクシー自由化は、最終的にはタクシー料金の値上げを引き起こしてしまった、デフレ下で供給能力を高めるとひどい結果になる(p46)

・アメリカの家計が医療費として払う額は、消費総額比較で16%、日本の4%に対してとても大きい、病院・保険会社・製薬会社が利益を追求できるので(p47、54)

・ヘルスケア改革法により、子供が26歳になるまで(従来は19才)、親が自らの医療保険プランに扶養家族扱いで含めることができるようになった(p53)

・現代の韓国は、大企業が雇用を増やさず(=人件費を増やさない)、投資を増やさず(=減価償却費が増えない)、金融的に優遇されている(p74)

・海外との取引がない(=純輸出がゼロ)の場合、国内投資と貯蓄は等しくなる、誰も投資しない環境下では全く貯蓄できないことになる(p91)

・国内の貯蓄過小が続き、政府が外国に国債を発行せざるを得なくなったあげくに2010年に破綻したのがギリシアやアイルランドである(p94)

・企業が利益を最大化するには、経常収支を黒字にする・政府を財政赤字にする・投資を減らす・家計給与を下げる、を実施すれば良い(p97)

・2009年、現代自動車の国内メーカの販売におけるシェアは50.7%、起亜自動車は29.8%、合計すると80.5%、ルノーサムスンが9.6%、GM大宇:8.3%、双竜:1.6%(p111)

・大恐慌で不況が悪化した結果、GMは生産調整を行うことで利益を維持した(p113)

・韓国は、国内市場の寡占化・実質賃金の引き下げ・対外直接投資の拡大・通貨安によりグローバル競争力を高めた(p119)

・IMF管理下で韓国政府がやったことで、サムスン・現代・LGの三大財閥間で行われたものが有名、サムスン自動車を現代財閥へ、現代石油化学をLGへ、LG半導体をサムスンに譲渡した(p131)

・韓国の場合、最終生産財を生産するまでの工程において、中小企業が大企業に資本財を供給するという部分が日本と異なる(p159)

・日本は世界で最も、消費者が価格よりも品質を重視する、かつ、企業が消費者の意向を尊重する割合が多い国である(p167)

・アメリカ市場で日系自動車メーカが健闘しているのは、現地生産が相当進んでいるから、アメリカ市場で販売される車の6割以上(p205)

・日本家電メーカは貿易摩擦の対象とならなかったため、現地生産が進まなかったので円高ウオン安の影響を受けている(p207)

・少子化でデフレになることはない、韓国や台湾、ドイツやロシアの例を見ればわかる(p213)

2011/3/20作成