・ウィキリークスから世界中に流れ出して公開された機密文書の大半は、コンフィデンシャル(内密)とシークレット(機密)レベルで、トップシークレット(最高機密)は全体の2%、最高機密は管理方法が異なり、蝋で密封された外交行嚢に詰めるか、直接面談して運ぶ(p20)
・中国の事実上のGDP成長率は、公表と実態のかい離が顕著、10.3%とされた2009年は、事実上21%、2010年は予測9.8%に対して、実質は10.3%(p49)
・中国での不動産投資は「投機」となり、ついに2000万戸の
「だれも住んでいない住居」を建設した、誰も住んでいないゴーストタウンが地方都市のそこかしこに出現した(p70)
・中国の庶民がしているのは、宝飾品を購入している、数年前からは中国では個人も金が購入できるようになった、中国は世界一の産金国であり消費国(p71)
・1997年には中国元はハードカーレンシー(国際決済通貨)と認定されておらず、香港ドル・ドル・ポンド・円であった、1993年に外貨兌換券(二重通貨制)を廃止した(p87)
・ギリシアショック以来、ユーロは対ドル為替レートを19%、円に対しては36%も切り下げたので、中国向けのドイツ車の輸出は増加した(p91)
・バンコクの日本系コールセンターで働く従業員の大半は日本人である、日本で働く給与の半分以下であるが、 物価も安く日本人が次々と来た結果である(p93)
・日本の予算は拡大再生産には使われず、ほとんどが後ろ向きの「介護保険」「子ども手当」「生活保護」「年金」などの非生産部門に投じられる(p98)
・戦前までの日本は諜報が得意であった、日清日露戦争での明石元次郎大将、日露戦争での福島安正大将等がいた(p104)
・米国は日本と違って民族共同体ではなく、地域コミュニティはあっても基本的なつながりは利益共同体なので、国論はつねに二分するのが米国制度からくる宿命(p111)
・F22戦闘機の生産中止を決めた米国は、次世代戦闘機にF35ライトニング2(第五世代ステルス)を決定した、日本にはそれを導入するかどうかの議論さえない(p126)
・ロシアは日本の中古車を追い出すために、2009年から関税を2倍近くに引き上げたので、日本からの中古車輸出産業はほぼ壊滅した、これにより新潟、富山、金沢、鳥取の港は閑古鳥となった(p139)
・ボドルコフスキーが投獄されてすぐに、彼の経営していた「ユコス:石油会社(ロシア第2位)」を解体して、「ロスネフチ」というプーチン系会社が買収した(p142)
・トヨタがいわれなき「リコール騒ぎ」に巻き込まれた悪のイメージをふりまかれて、米国議会に社長が呼び出されたが、数か月後にはトヨタが原因の事故はなかったという結果が米国で出た(p162)
・日本の新幹線とそっくりの「和諧号」が中国各地を走っている、ライセンス契約で新幹線技術を輸出した川崎重工は「真っ青」になた、中国が独自開発したというCRH380Aは試験走行で416キロを達成して世界を驚かせた(p166)
・次世代自動車の中枢技術といわれる電気自動車の最先端機密が、日産の提携先であるルノーから中国へ流れていた(p180)