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生物多様性のウソ (小学館101新書)

生物多様性のウソ (小学館101新書)の写真

・生物の分類は、大きい方から、界(動物界)門(脊椎動物門)網(哺乳網)目(霊長目)科(ヒト科)属(ヒト属)種(ヒト種)、亜種に分かれている、ヒト科には、チンパンジー・ゴリラ、ヒト属には、ネアンデルタール人等が属している(p20)

・属は複数の種を含むので、容易には絶滅しないので長い歴史で見るときには、属で整理する(p22)

・古生代まで遡ると、いままでに5回の大きな絶滅があり、最近は中生代末期(0.5億年前)のEnd Kで、巨大隕石がメキシコ湾に落ちて恐竜が絶滅したもの(p29)

・最後の隕石が降ってきたのは、1000万年前、2600-2700万年毎に一度、巨大隕石が落ちて生物が絶滅する(p30)

・現在と中生代の終わりを比較すると、少なくとも2000万種ほど多い(p34)

・12年目に地表に出てきた蝉は、2,3,4,6で割り切れるので、2,3,4,6年前に地中に潜った「違う種類の蝉」と遭うことになり、同じ種類の蝉との出会いが減ることになる。素数の13年目に出てきた蝉は、同じ種類の蝉としか遭わない、結果として13,17年蝉が残った(p49)

・抗生物質は細菌が増殖するときに細胞膜を作るのを邪魔する、すると細胞膜ができないので細菌は増殖できなくなり、その結果、人間にとっては「病気が治る」ということになる(p55)

・日本の紅葉が極採色になるのは、その色の種類が27色になるから、赤くなるカエデ、漆が9科20種、黄色になるイチョウ、ヤナギが7科10種、褐色になるブナが4科6種の合計36種もあるので(p61)

・生物が進化すると絶滅が減る理由は、絶滅により強い生物が誕生し、気候変化・食糧不足に耐えられるようになったから、その結果、生物種の数も増えた(p85)

・一時期、セイタカアワダチソウが目立ったのは、黄色の花が咲くこと、土の中にモグラやネズミが多く、土の中に栄養分があったから、根から他の植物の生長を抑制する物質を出すため、最近は土地がやせてきたので、伝統的なススキが勢いを増してきた(p95)

・オーストラリアにとって、イギリス人は侵略的外来種だが駆除されていない、自然の中に人間は入っていないから、それ以外にも、牛、羊、ウサギ、赤狐も外来種だが、赤狐のみ侵略的と呼ばれるのは、人間の役に立たないから(p102)

・アメリカは、地球温暖化と、生物多様性条約は、当初は熱心だったが未だに批准していない、特に後者の条約については、アフリカ側が、ABS条項(植民地して以来の利用してきた利益を戻すべき等)が入ったから(p132)

・水道の水が安心して飲めるのは世界で7か国、戸籍が整っているのは6か国、現金書留が必ず届くのは日本、ジュースの販売機を全国津々浦々におけるのは日本のみ(p144)

・ペストは周期的に襲ってくる病気で、欧州では全人口の3分の1が死んだ、天然痘は航海中の船で蔓延して船員が全滅した、アメリカインディアンは免疫を持たない天然痘により死亡率は9割を記録したこともある(p162)

・ダイオキシンは、一時期、「人間が作り出した史上最強の猛毒」と言われたが、毒性研究の結果、1999年に結果が出た、それは「一般的には毒性あるが、人間はダイオキシンに対する防御があり毒物とは言えない」であった(p178)

・1970年には石油の寿命はあと40年であると言われたが、それから40年経過した2010年も同様に40年と言われている(p195)

・現在では、「命は無生物からできた」ことが確定している、地球上に生命が誕生したのは、「地球に二酸化炭素と水があり、それで化学反応を起こすだけのエネルギーが太陽の光として与えれたから」(p198)

・地球上にある「石油に似た炭素資源」を計算して、世界の石油消費量で割ると、500万年となる(p199)

・資源の寿命とは、資源会社が自分の持っている鉱山の寿命を発表し、それを合計して平均したもの、鉱山会社は資源を探査するのにお金がかかるので、100年後の山は探さず、せいぜい30年程度のものしか探さない。従って、鉱山会社の発表する数値はいつも30年程度になる、さらに長い年数を発表すると資源の相場が下がるため(p200)

・Y遺伝子は男のみが持っているので、欠陥があればそのまま父親から男の子供へ伝わる、このY遺伝子は哺乳動物特有のもので、今から1.6億年前にできて、それから徐々に傷ができて最初の1000個ほどの情報が、70程度に減少している、これがゼロになると男性という性が怪しくなり、人間と言う種族の寿命はあと500万年程度と推定される(p226)