・ガンという病気の正体は、免疫学者の安保先生によれば、過酷な環境への細胞の適応反応であり「細胞の先祖帰り現象」である(p3)
・胃がん、大腸がん、白血病等という病名はすべて、それらの臓器や血液中にがん細胞の塊である腫瘍が現れたという症状に名前をつけたもので、病気の原因を表したものではない(p4)
・1946年にアメリカでは、ゲルソン療法(食事療法)およびゲルソン的な治療法に対する補助金支給を決めたが、アメリカ・ガン学会がこの決定に横やりを入れて潰した、再びアメリカが予算をつけたのは1992年のこと(p19)
・1904年の日露戦争では、陸軍の戦死者は4.7万人、脚気を発病したのは21万人、それによる死者は2.8万人、一方で海軍ではゼロ(p25)
・ゲルソン博士は、著者の中で、食事や栄養、その他の治療法に対して「学問の理論的な裏付けがない」「単なる偶然にすぎない」といって、現実から目をそらせている権力者がいるので「いつまでたってもガンが治らない」と言っている(p26)
・現在の癌治療に足りないのは「寝耳にわさび」、ね:熱、み:水、み:ミネラル、に:日光、わ:笑い、さ:酸素、び:ビタミン(p27)
・この本で伝えたいこと、1)ガンは治療法の選択さえ間違わなければ、治る病気、2)ガンに唯一の特効薬はないが、効果的な治療法の組み合わせがある、3)治療法の選択は自分でできる(p29)
・ガン患者の6割は手術などで救える、残りの4割が手術後に再発するが、彼等を食事療法で7-8割救う、会せると9割(p43)
・1988年にアメリカでは、抗がん剤を使うと、もとの癌のほかに新たなガンが何倍にも増えるとレポートされた(p53)
・ガンになる要因のもっとも大きなものは、低酸素・低体温・高血糖である、つらく厳しい環境が長く続くとその状態になる(p59)
・最近の研究では、分化した細胞が未分化の状態に戻る=細胞の初期化が行われることが発見された。遺伝子が命令するのではなく、周囲の環境に対応して細胞が命令している、なので正常細胞ががん細胞になったり、その逆もある(p65)
・原因療法には大きく3つのカテゴリがあり、栄養療法・温熱療法・メンタル療法のどれがかけても完治は難しい(p77
・白血病や悪性リンパ腫など一部の血液がんに対しては、それなりに効果はあるが、多くの固形がんに対する抗がん剤の延命効果は否定的(p90)
・がん細胞の餌であるブドウ糖とともに、癌細胞にとって毒物であるビタミンB17(アミグダリン)を同時に摂取させて、癌細胞を自殺させる治療法がある(p101)
・本来、体によいカルシウムの補給法は、小魚や野菜、海草などの自然な食品から摂るのが基本(p126)
・コレステロールは食事から摂るだけでは全く足りないので、肝臓で作っている、肉や卵を食べすぎるとコレステロールが上がるというのは間違い(p131)
・人類の食性の起源から考えて、人間にとって主要な栄養素は脂肪、タンパク質、ビタミン、ミネラルの4つで、淡水化物は入っていないという説もある、炭水化物には必須栄養素がないので(p141)
・がん細胞も赤血球と同じく糖のみが唯一の栄養素、糖が少ないと両者で糖の奪い合いが起きる、通常は赤血球が
はるかに多いのでエサとなる糖が少ない場合は、赤血球が勝ち残るが、必要以上に糖が多い場合は共存できる(p144)
・がん細胞は低体温の環境が好き、35度以下当たりで最も増殖する、そして43度以上で死ぬ、正常細胞は43度以上でも耐えられる(p185)
・一日のうち人が最も死亡する時間帯は、午前3-5時、体温が低下することで免疫力が最も低下するから(p187)
・低体温になる原因は、1)運動不足、2)塩分制限、3)酸素不足(ストレス過剰)、4)肉魚不足、5)糖分摂りすぎ、6)水分摂りすぎ、7)入浴簡易化、8)冷房の普及(p189)
・砂糖の摂りすぎは良くない、熱を発生させないでブドウ糖からエネルギーを作ることができるので、炭水化物の食べ過ぎも高血糖を招きやすい、脂質とたんぱく質と酸素を材料として熱を発生させる方法によれば体温があがる(p197)