・日本の農業保護額は4.6兆円で、日本農業の付加価値額の 3.0兆円を上回っている(p19)
・処理が不適切な糞尿が農地に不用意に投入されると土壌が窒素過多になる(p23)
・流通マージンの大半は、実はスーパーでの小売値と仕入値の差額である、100円のうち65円程度(p27)
・担い手が現れるのを警戒している農家もいる、マスコミ集めの数年間限りの農業参入は歓迎するが、担い手としてムラに定着してもらいたくないというケースもある(p51)
・自ら農業を行う場合、もっとも好まれるのは稲作、機械化が進んでいて週末労働で充分に対応可能、JAなどの作業受託サービスも行き届いている(p53)
・2004年の改定により、文字通りの減反対策は終了した、30%程度の農家は生産調整に加入していない(p61)
・世帯員一人当たり所得で、農家は勤労者世帯よりも 15%程度高い状態が1980年以降続いている(p71)
・よい先生は子供を総体で把握するが、へぼな先生はチェックリストづくりに汲々とする(p117)
・第一次世界大戦後の日本のインフレを考慮すれば、当時の日本円の価値は下がっていたので、旧平価の半分くらいで評価するのが妥当だっはず、それを旧平価で金本位制に復帰したので、大幅な円の切り上げ
なった(p138)
・耕作面積といっても、作業の受託・委託をどう扱うかで変わってくる(p160)
・JAの金融企業は2008年リーマンショックで国内では最大損失を出したと言われている、組合員農家の負担を強いる形で、1.9兆円の増資をした(p163)
・正組合員数は、407万戸で、農水省の農家戸数の253万戸を大きく上回る、また準組合員戸数は408万戸もいる(p169)
・2008年以降に豊作にもかかわらず世界の飢餓人口が増えたのは、リーマンショックによる世界不況で途上国の貧困層の収入が減ったから、食糧の絶対量の問題ではなく経済力の問題(p187)
・平成検地(農民基本台帳の洗い出し)、情報公開、人から土地への大転換が必要である(p211)