suu3.jp 戻る

summary

『永遠の0』と日本人 (幻冬舎新書)

『永遠の0』と日本人 (幻冬舎新書)の写真

・2013年は20年に1度の伊勢神宮の式年遷宮が、出雲大社の大遷宮も60年振りに行われた、さらに熱田神宮で草薙の剣が祀られた創祀からの1900年大祭も行われた(p16)

・第二次世界大戦の日米の空戦は、昔ながらの武人同士の一騎打ちの20世紀バージョンだった(p20)

・昭和20年2月からの硫黄島の日米決戦では、米国は死傷者数では日本を上回った(2.8万人)、日本は全二万人がほぼ全員戦死した、アメリカ最大の猛者である海兵隊員に戦争ノイローゼが続出した(p25)

・欧州では30年戦争(17世紀、犠牲者750万人)の悲惨さが応えたので、国際法を発展させて欧州内部の戦争ではルール化を進展させた、有色人種への植民地支配は別であった(p37)

・ゼロ戦における無理な要求(旋回性能を上げて、かつ20ミリ機銃を二基搭載する)は、海軍のごり押しではなく、国家戦略上の必要から逆算されたもの(p92)

・日本海軍の前にはオランダ海軍、空軍も三海戦(ジャワ、スラバヤ、バタビア沖)で消えてしまった、本当の敵はあくまでアメリカのみ(p98)

・特攻は主として、昭和19年10月からのフィリピン方面作戦、昭和20年2月からの台湾・硫黄島作戦、4月からの沖縄決戦の三方面の作戦に分かれる。アメリカ海軍の公式発表によれば、沈没32隻、損傷278隻(正規空母16、軽空母3、護衛空母17、戦艦14等)である(p225)

・もし特攻がなければ、アメリカは大船団を引き連れて日本近海まで自由に到達しただろう、特攻の脅威があったのでアメリカの制海権は最後まで完全な自由がなかった(p229)