・JR北海道の経営が成り立っているのは、民営化の際に国から提供された「経営安定化基金」を保有しているから、この運用益は国の特別会計が負担(税金)している(p21)
・首都圏の人口は2015年頃をピークに減少に向かい、東京都に限っても2020年をピークに減少する、65歳の人口比率は2010年の2割から3割へアップ(p26)
・中国は2015年から人口オーナス(生産年齢人口の減少)となる、韓国は2016年からだが、2020年には欧州、日本よりも減少速度が速くなる(p33)
・未来予測は、人口が増えるか減るか、次に、教育レベルが高いか低いかでほとんど確実に未来が描けると考える(p34)
・シンガポール、インドがなぜ経済成長したのか、彼らが英語を話すから(p45)
・限界集落とは、65歳以上の高齢者が総人口の過半数を占める状態であり、都会の中にも存在する(p59)
・外国人比率が低いのは東京だけでなく、韓国や中国の都市も同様。(p85)
・サンフランシスコ、ニューヨークは、IT産業の興隆などによりドーナツ現象は収まった、都心は再開発されて中間層、富裕層が戻ってきた、そして税収も増えた。デトロイトはそうならなかった(p90)
・GM破綻のときは、年金債務や医療費負担が一掃されたが、デトロイトは自治体であり、年金・医療費を受給する権利が法律で手厚く保護されているので、制度手直しに時間がかかる(p91)
・アメリカといえば確定拠出型年金と思いがちだが、それは民間の話、公務員はまだ確定給付型が残っている(p91)
・アメリカの公務員たちは、人員削減や給与カットは受け入れてきたが、確定給付型年金と健康保険だけは守り続けてきた。しかしこれからは崩れるのは時間の問題(p93)
・日本の場合、地方債を発行して市場から資金を調達できるのは、25都道府県と17政令都市のみ、これ以外は「銀行等引受債」といって、指定地銀や地方金融機関から借り入れて財政をまかなっている(p99)
・財政力指数が0.4以下だと、その自治体は危ない、ここに高齢化率が30%を超えたらなんらかの手を打つべき(p101)
・サムスン、マイクロンテクノロジーは、PC用DRAMを破壊的に安価に大量生産した、一方、主要顧客がメインフレームメーカであった日本の半導体メーカは、相変わらず25年保証のDRAMを作り続けた、これがコスト競争に負けた原因(p120)
・現在の輸出統計は、資本財が中心とされているが、自動車産業が稼いだ外需は、内需として広く国内に行き渡っている(p124)
・中国山東省では、クルマ統計に現われてこない新たなカテゴリーの電動車が相当走っている、最高速度が50キロ以下なので、低速EVと呼ばれている、ランニングコストはガソリンクルマの10分の1(p133)
・第2回ブラック企業大賞2013では、ワタミ・東北大学・餃子王将・東急ハンズ・西濃運輸・ステーキのくいしんぼ・ベネッセ・クロスカンパニーがノミネートされ、ワタミが8月に大賞をとった(p137)
・資本主義はオランダ生まれだが、発展させたのはイギリス、だから資本主義は英語でできている、そのシステムは他の言語で学ぶと違うものになる。日本語でいくらビジネスしても、それは本来の資本主義でない(p160)
・一般人に英語は必要ないと言っているのは、英語ができる人、それは他の人が英語をやりだしたら、自分たちの優位性・希少価値が崩れるから(p166)
・日本国債が最強と言われているのは、本当の貸し手である「国民」「企業」が返済を請求できないところにある(p192)
・アメリカの倒産は世界中に巨大な損害を与えるが、日本の倒産はほとんどの債務が国内なので、超円安になって調整されて、国内問題で終わる(p201)
・今後、私たちの所得はほぼ完全に捕捉される、2013年に「マイナンバー法」「特定秘密保護法」が成立したから、2016.1からの運用開始(p205)