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summary

中国人エリートは日本人をこう見る (日経プレミアシリーズ)

中国人エリートは日本人をこう見る (日経プレミアシリーズ)の写真

・中国で元小泉首相に人気がある理由として、中国の圧力に屈しないで強力なリーダーシップがある、自分の意見を持っていて人の目を気にしない、これぞという案件には白黒つける(p3)

・小泉氏の強いキャラは、日本人の中では「変人」の部類に入るが、これが中国人の好み(p11)

・中国人にとって「日本といえば」真っ先に浮かぶものは、ACG(アニメ、コミック、ゲーム)である(p43)

・日本にやってくる中国人留学生数は、2010年で13.4万人となり過去最高(アメリカ留学は15万人)、二位の韓国人(2.7万人)を大きく引き離している。外国人登録数(全213万人)の中でも、中国人は68万人で日本最大(p59、60)

・アメリカでは人脈ができるかもしれないが、日本の何倍もの学費がかかる。借金して働いて返済するより、日本なら貯金と奨学金で留学資金を賄えるし、日本なら日本語という第三言語も身につく(p71)

・エリートたちも、幼い頃から日本のアニメに接し、日本に憧れを抱いてきた若者にとって心地よい居場所が日本であるのは当然であろう(p82)

・2012.3卒業予定の大学生の就職内定は71.9%で、1996年の統計開始以来、2011の最低記録に引き続いて2番目に悪い記録(p86)

・北京での就職は、北京出身者の男性が最優先、大学は北京大学か清華大学出身(p90)

・北京の大手企業の平均月収は、2010現在で1.5万元であり、北京市平均月収(0.42元)、農民工の平均賃金(0.16元)を大きく上回るが、人間関係・仕事のプレッシャー・親戚づきあいは大変(p127)

・中国人が香港に行って子供を生むメリットとして、出産費用は中国の何倍もかかるが、香港で産めば、世界140カ国以上にビザなしで自由にいけること(p131)

・各地区の人数割り当ての詳細は明確にされていないが、大学が集中する大都市の戸籍を持つ学生が優遇されて、農民戸籍の学生は不利(p135)

・1958年から実施されている戸籍制度があり、すべての国民は、農業戸籍と非農業戸籍(都市戸籍)に分けられ、社会保障・教育・納税・医療はどこに戸籍所在地が有るかで変わってくる。行政サービスは、戸籍地でなければ受けられないし、日本のように自由に引越しできない(p136)

・日本のように地方出身者の若者にとって、過去の戸籍・学歴のすべてチャラになり、人生を一からリセットできる日本が夢の国のように見えるのは無理も無いかもしれない(p137)

・震災後も日本に残った中国人は、日本で達成したい目標を持っていた人である(p193)

・彼らエリートに共通していたのは、既存中国メディアが作りあげた日本のイメージを信じることなく、自らの目で見たものを判断したいという真摯な態度で、何事にもポジティブに取り組むエネルギー(p209)