・モンサントが行っているのは、「毒物」という単語を、婉曲的表現である、「製品と技術」に置き換える、環境について語るときは、「保護」「改善」という言葉を使う(p22)
・アメリカの多くの農民が営んできた農業のやり方を根本的に変えてしまう無慈悲な告訴を連発している(p24)
・遺伝子組み換え(GM)種子が収穫量を増やす場合もあるにはある、しかしそれは種子そのものの特性によるものではない。相当数の種子会社を買収して、事実上、種子市場を独占したから。自社の生み出す変種の特許をとるために、選び出した品種に毒性遺伝子を注入している(p29)
・1995年から2012年にかけて自殺した27万人ものインドの農民の多くは、モンサントの製品と毒物を採用したために多額の負債をかかえていた(p34)
・人工甘味料アスパルテームは、遺伝子組み換え大腸菌の排泄物、アスパルテームと脳腫瘍との関連性が報告されている(p54)
・1903年には、アメリカの民間種子会社はスイートコーンだけで、307種類の品種を提供していたが、モンサントが提供するのは1種類のみ。Btコーンという、害虫抵抗性を持たせた遺伝子組み換えトウモロコシのみ、その品種は、米国環境保護庁では、「殺虫剤」として登録されている(p66)
・モンサントのバイオテクノロジーが生まれる前は、農家の人々は、次の種まきの季節まで種子を保管した。さらに品種改良したり、転売したが、いまはできない(p67)
・遺伝子組み換え作物は、除草剤の使用量を減らします、と言っているが、実際には、1991年から10年間で、65倍に除草剤の売上が増えた。ますます多くの雑草や昆虫が、ラウンドアップ(モンサントが開発した除草剤)や、Btコーンに耐性を持ったから(p76)
・モンサントの宣伝部門は、遺伝子組み換え食品を「非表示」にし続けるために、何百万ドルもつぎこんでいる(p89)
・遺伝子組み換え大豆を摂取したハムスターのほとんどは、第三世代になると、生殖能力を失った。成長速度の低下と、幼体時の死亡率上昇も見られた。齧歯類はなんでも食べてしまう雑食性の生き物であるが、遺伝子組み換えトマト(フレーバーセーバー)は、食べようとしなかった(p110)
・2013年5月25日、400以上の都市や地域で、モンサントに対する壮大な抗議行動が起きた(p121)
・カナダ唯一の非遺伝子組み換え種子会社(デ・デル・シーズ)は、遺伝子組み換えトウモロコシと、従来型は、437倍のカルシウム、56倍のマグネシウム、7倍のマンガン、が含まれていることの調査結果を報告した(p187)
・ラウンドアップは、雑草が土壌栄養を吸収できないようにしてしまう、植物を餓死させる。ラウンドアップ耐性植物はかろうじて生き残るが、それらも栄養素の吸収が悪くなり、結果的に栄養価の低い種子や食品ができる(p188)
・アメリカでは、モンサント保護法に対する拒否権行使、法案の議会への差し戻し、削除を大統領に求める緊急請願に、25万人以上の国民の強い要望を承知しながら、署名した。つまり、モンサント社が取得した遺伝子の規制を完全に撤廃した(p197)
・モンサントにとっての「持続可能な世界」では、種子の特許権を持つ同社が、未来永劫、すべての種子の特許使用料を徴収し、古来からの持続可能な種子の保存という農業が犯罪とみなされ、ターミネータ技術への法令順守が求められる(p212)
・アメリカ独立宣言の署名者56人中、53人が秘密結社フリーメーソンの会員、彼らが創造した実験国家である。地球の最終的な理想人口は5億人と刻まれている(p232)