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技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道 (講談社現代新書)

技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道 (講談社現代新書)の写真

・1995年以降は、奇跡の50年間、で存在していた条件が大きく変わった。能天気な国民になってしまし、続く二十年間、多くの人は意識を切り替えられなかった(p21)

・強烈な記憶を持っている人が徐々に退場していって、危険性の実感を持たない人が半分をしめるようになる、三十年がポイント(p31)

・トウモロコシ1600万トンの化ける先は、牛肉50万トン、豚肉130万トン、鶏肉140万トン、飼料から肉への変換効率で見ると、5分の1(p32)

・日本列島は、合計4枚のプレート上に載っている、その中でいちばん懸念されているのは、太平洋沖のユーラシアプレート、フィリピン海プレートの境界のひずみによっておこる地震である(p36)

・いまでは、経営や企画ができる人以外は、ほぼ必要なくなっている。現場管理を行っている人は、いまでも600万円得られているが、海外では200万円程度しか得られなくなっている(p48)

・デジタル化がもたらした生産のモジュール化によって、既存の汎用商品の組み合わせで、ある程度の品質のものが、「いつでも、どこでも、誰でも」簡単に作ることができるようになった。さらに、新興国を消費国に変えた(p54)

・現在、職人の技の多くは工作機械に置き換えられつつある、生産技術のデジタル化(p61)

・消費者が求めているのは、良い品質だけではなく、適切な品質・適切な価格・デザイン・必要な機能・楽しさ・サービス、である(p63)」

・自動車の生産量は世界で年間8000万台、日本の自動車会社は3000万台作っているが、日本で使用される自動車は400-500万台。日本の消費者は自動車産業にとっては少数派(p73)

・新幹線のようなハイテクインフラが使えるのは、日本のように電気が安定供給されている場所に限られる(p125)

・中古車両と車両の保守に関する技術の提供することは、現地の社会に貢献するという形に変化している。こうすると現地での人材育成と同じように、地域社会において日本企業がなくてはならない大きな存在感を示すことになる(p126)

・コマツがインドネシアでリマンの事業を行っているのは、リマン製品に使う部品に打刻をして、再利用以降の来歴が分かるようにしているから(p141)

・技術の先端性と、発想の新規性で4つの象限にわけると、日本の生きる道は、発想の新規性と既存技術で行く場合で、それぞれの地域の文化を取り入れたものづくり(第二)、と、常に最新の技術開発を継続し続ける、努力を継続しつつ、技術の先端性と発想の新規性を求める人材を育てるべき(p150)

・現在主流となっている石炭ガス化複合発電の発電効率は40-42%、これにSOFCを組み合わせると、55%にアップする。これに二酸化炭素を閉じ込める技術を組み合わせ、それを電気自動車に搭載可能になれば、自動車の在り方が革命的に変わる可能性もある(p158)

・日本の企業が活きていくのに重要となるのは、経営トップの姿勢、組織が進む方向はトップが決める(p169)

・日本の進む方向性とは、考え方を変える、からくりを変える、教育を変える、である(p174)

・自分なりの考え(仮説)をつくることができれば、信じる方向へ動き出すことはできる、間違っていればその原因を検証して別の仮説を立てることができる(p182)