・宿泊代等を除く、買い物代は、中国人旅行者が一人当たり、16.2万円の買い物をしてくれている、二位のベトナム旅行者の7.5万、三位の香港旅行者7.2万円と比較して多い(p15)
・現金でやりとりされる金額の殆どは副収入となっている、中国政府は都市住民に対して、いつでも税金の網を被せられるだけの余力を残している(p19)
・中国企業では、社員たちの副収入には目をつぶり、その分人件費を抑えるという手法を取っている(p22)
・爆買いをしているのは、中間層と言われる、年齢30歳代後半から40代前半、大都市在住、ダブルインカム、世帯収入900万円で、可処分所得は日本人の一般サラリーマンよりも多い(p22)
・中国の2015前半の成長率寄与度は、個人消費60、固定資本投資35.7、残り:純輸出と発表した(p24)
・クレディスイスの発表(2015.12)によれば、5-50万ドルの資産を持っている人(中間層)は、1億900万人=総人口の8%で、米国と比べ2倍の規模で中間層が拡大している(p25)
・深圳、珠海に設けられた「経済特区」をさらにグレードアップした地域が、「自由貿易試験区」であり、2013年に上海、2015年には、広東・天津・福建にも開設されることになった、この地域では完全の要らない「自由貿易」が可能になる(p33)
・中国における商品の価格に比べて、店員やアルバイトの給与は驚くほど安い。1日働いて2000-3000円だろう(p50)
・上海では最初に進出した、ローソンが強く、北京・深圳・広州では、セブンとッファミマが強い(p59)
・ユニクロは中国の位置づけを、工場としての中国から、消費市場としての中国へシフトした(p67)
・困窮した農民による大規模な反乱を起こさないようにすることが、現政権の最大の政策課題(p98)
・中国の地方のごく一部ではゴーストタウン化が見られるが、都市部での住宅の値段は上がり続けている、二極化が進行している(p115)
・現在14億人程度いるといわれる人口のうち、都市部には3億人いるとされるが、これを将来7-8億人にしようという政策がある(p118)
・現在住宅価格が上がっているのは、2015.3.30に通達された「330政策」により、1軒目の住宅ローンが完済していなくても、2軒目の住宅の40%の頭金を払えば銀行から住宅ローンが借りられるようになった(p120)
・日本が世界二位の経済大国であったというプライドは捨てた方がいい、マスの領分、つまり規模と量ではもう勝てないことを明確にした方が日本も進みやすい(p157)
・中国には、都市部と地方との間に大きく言って3つの格差がある、経済格差・情報格差・教育格差、である(p174)
・ベトナムで製造業が成功している例が示されるが、よく調べると、その成功は部品の調達ルートを中国に持っているから(p181)
・中国の定年年齢は男性60歳、女性50歳(幹部クラス55歳)とされているので、多くの勤労者は50-60歳で定年を迎えるので、高齢者人口は2050年にピークとなる(p217)
・英語+現地語を話せることは必要だろう(p234)
・中国では、大学生は7月に一斉に卒業する、国営企業に以前は学生が振り分けられていたが、市場経済になると、民間企業は経験者を求めるようになった(p243)
・長期休暇は、2月の春節と10月の国慶節、4月には清明節、5月に労働節、6月に端午節、9月に中秋節があり、3連休がある(p246)
・中国人は、家族・親族、そして信頼できる友人で形成された、圏子(Quanzi)と言うネットワークを持っている、ここに属さない人を中国人は信用しない(p247)
・董事長がオーナーで、董経理がCOO(p249)
・イギリス、シティは、EUを離脱して為替取引市場としてシティの地位が低下しても、欧州における人民元取引の中心地として生き残るだろう(p258)