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世界のニュースを日本人は何も知らない (ワニブックスPlus新書)

世界のニュースを日本人は何も知らない (ワニブックスPlus新書)の写真

・日本が海外でどのように受け止められているか、世界で最も早く高齢化と少子化という問題に直面する大変厳しい状況に置かれた先進国である(p30)

・中国はソルトパワーを様々な形で自国の影響力最大のために活用している、アプローチ方法はエンタメのコンテンツを世界中に広めて間接的に影響を及ぼすアメリカや韓国のやり方ではなく、メディアに対する中国政府の出資である(p43)

・資源に恵まれたアフリカがなぜ貧困と内戦に苦しめられているか、過去の欧米諸国による植民地化によって生産、販売のルートが海外の企業や国内のごく少数の既得権者に独占される仕組みが確立してしまったから(p46)

・イギリスで発表された報告書では、80%のアメリカ人はポリコレ(ポリティカル・コレクトネス=人種・性別・民族などによる偏見差別を防ぐという政治手段)に疲れていて、74%の若者は不快感を覚えている(p59)困窮した生活に喘ぎながら、自分の生活改善に直結しない政治的な正しさを聞かされて嫌気がさしている(p60)

・2001年には10年間でロンドン中心部から郊外やロンドンの外へ多くの白人が移動した、2001年にはバーキングとグゲナムの住民の80%は白人でしたが、たった10年で49%にまで減少した。フォード工場が閉鎖になりリストラの保証金をもらい、郊外の広い家に引っ越した人が増えた(p66)

・スウェーデンの極右化は近年のEU の激変を象徴している、人口一人当たりで最も多くの難民を受け入れてきたが、その反動(移民の削減を希望)で極右政党が大きく票を伸ばしている(p69)

・カナダにはイギリスの国民皆保険に近いシステムがあるので、アメリカのように個人個人が高額な医療保険に入る必要がないのは特筆すべきポイントである(p72)
・トルコや台湾などは、有名な親日国だが、それ以外にもボリビア、パラグアイなど南米にある国も親日国である。(p76)

・元々仲が悪かった国々が集まったEU は、ライバルであるアメリカに対抗できず、ジャイアン状態のドイツが好き勝手やってしまったので、今や崩壊寸前であり、イギリスのように抜け出そうとする国も出る有様である(p93)

・欧州の場合、日本人が想像する豊かな欧州は、実は北部の本の一部の国にすぎない、北部の国々であっても近年は格差が拡大していて、実家にお金とコネがなければ良い仕事を得ることができない(p98)

・AIは文章の途中に前向きな言葉があると正確に判断できなくなる(p138)技術が発達してもAIには人間の表情を読み取ったり、感情に訴えかけることは当分はできないだろう(p137)決まったことをやる単純作業の部分は自動化されてしまい、必要となるのはその仕組みや生み出す方法を考えられる想像的な人間が求められる(p142)

・なぜ人々が物理的に特定の都市に集まるのか、経済地理学でも研究が行われているが、やはり「富の集積に有利だから」というのが最大の理由である。アメリカでの南北戦争後に、富裕層がどのように富を復活させたかという研究によると、現代のテクノロジー企業が都市に集中する理由を理解できる。人的ネットワークがキーであった。それらのアクセスを有利にする場に人は集まるということ(p144)

・最近(ここ5年)で目立ってきたのが、ソリューションに着目した採用である、複数のチームがアプリケーションやサービスの開発に取り組み、その成果やアイデアを競い合うイベントの「ハッカソン=ハックとマラソンを掛け合わせた造語」により、そのグループを採用するというもの。評価するポイントが出身校や学位ではなく、解決策や創造性になってきている。この傾向は、世の中がAI時代になってきていることと密接に関係がある(p147)

・疲れをとるには身体にとって原理原則的な四つのことをするのが最適、1)食生活で、良質のプロテインや果実を摂取する、一気に摂流のはだめ、2)男性なら3.7リットル、女性なら2.7リットルの水を飲む、お茶やコーヒーでなく水、お茶には利尿作用があるので水分は保てない、3)よく寝る、4)定期的な軽い運動、日常の中で十分でジム通いは不要(p160)

・ニュースに目を通すのと同じで、本をたくさん読むと自分にとって必要な情報がどの分野のどんな本に載っているか感覚的にわかるようになる。その際に参考にすべきは、筆者名、著者のバックグラウンド、出版社、表紙のデザインやフォントです。気に入った筆者の本は何冊も読むし、出版社は会社ごとに得意分屋がある、これがわかるようになるには、とにかく読書の量をこなすことが重要です、図書館の利用も重要(p243)

2022年7月1日読破(推定)