・ビジネスのおける勉強は、テストそのものやテストを実施する機会を自分で作る必要があったり、いくらでもカンニングがOKだったりする。学生時代のインプット主体の試験勉強とは大きく違う、この両者の違いを理解しないままインプットに先に力を入れすぎるとアウトプットから遠ざかっていく、これが独学の罠である(p23)良い独学を行うためには、1)目の前にアウトプットの機会が設定されている、2)今の自分の知識やスキルでは、相手から期待されているアウトプットは出せない、3)それら(1、2)のギャップを埋めるために、インプットする必要がある(p26)何かを学び取るためには、アウトプットを中心に据えなければならない(p29)
・必要な情報を得るためには、一度やったことがあった状態で本を読んでいくと、頭の中を整理できる(p43)
・費用で終わる読書、資産となる読書の違い、費用とは「一度使ったら終わり」資産とは「収益を上げるために継続的に使われるもの」(p48)読んだのにきちんと説明できない状態を、費用で終わる読書という(p47)お金や時間を使った経験や苦労した経験を「一生価値を産み続ける資産」へと進化させるのが「資産となる読書」である(p53)
・長期的に育てたいアウトプットには「川下り型の選書術」1)疑うべき常識とそうでない常識を見極める目、新しい問いを立てる力、2)自分なりの新しいフレームワーク・枠組みを養うもの(p64)すぐにアウトプットができるわけでなく、すぐに理解できるものではない、本との偶然の出会いを大切にする(p65)短期的に育てたいアウトプットには「山登り型の選書術」1)知っていること、やったことがあることを読む、問題意識を明確にする、2)困っていること、何を明確にすれば解決するかを事前に整理しておく、3)選ぶためのモノサシを持っておく(p70)
・要約とは、要点=問いx答えx根拠、である。要約=要点x約する(要点を選ぶ=捨てるでも文章を削る)この3要素が含まれる必要がある。「約する」とは、要点を選ぶ(それ以外を捨てる)及び「文章を削る」である(p118)「問い」は、表紙、はじめに、終わりに、を見ることで高い確率で発見できる(p119)
・要約の禁じ手としては、1)著者が置かれた文脈を切り取ってしまう「文脈剥離」、2)本の表現だけをそのまま使う「写経メモ」である(p140)書き写すというのは、借り物の言葉で自分の頭で理解できていないことが多いから、本の教えを血肉化させて半自動的に使えるようにするには、自分の言葉に変換する必要がある、それをするには、1)本の教えに対して、最低3つの「問い」を立てる、2)問いに対して、自分の経験則で答えを出す(p145)
2023年3月1日読了