・日本的体質を備えているか、今は備えていないが一生懸命備えようと努力している国々とだけ付き合えばよい、具体的には、1)イデオロギー2)宗教3)ヘゲモニー(覇権)4)独裁の4つの主義を捨て去り、1)平和2)自由3)民主4)平等5)中流の5つの主義を取り入れる国である。例として台湾(p29)
・ブレグジットでイギリスは大陸を捨てた以上、海洋国家的な戦略をとらざるを得ない、必然的にアメリカ・英国連邦(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ)と関係を強めることになる。台湾では、アジア太平洋諸国とアメリカが参加して安全保障の会議が開かれ、そこに日本も加わっている(p43)
・日本がアメリカと上手に動かしたいのなら、貧乏な26州を選んで現地工場を作るとかして日本びいきにしてしまう、ところが反日州を選んでアメリカ工作をしてきたのがこれまでの通産省のやり方であった(p47)
・現在、アーカンソー、コロラド、フロリダ、ジョージア、インディアナ等の21州(テキサス、オハイオ州も)が東京に州事務所を設けている。これらの州を手厚く遇すべき(p48)
・歴史のある国は、古代・中世・近代・現代と時間軸を追ってきちんと積み上げられている、日本、東南アジア、欧州には揃っている国が多が、中国は古代と中世はあるが近代がない(p51)
・日本人はフランスは芸術の国だとイメージしているが、国有企業の多い社会主義国である、フランス革命で掲げた「自由・平等・博愛」があるが、本来は「友愛」である。友愛とは、友以外を殺すことを正当化する言葉である(p61、62)
・2011年に中国のGDPが500兆円に達して日本を抜いたが、その四分の一が軍事予算であり比較されても仕方がない。無責任に拡大した投資の回収の目途はたっていない。アメリカも誤差、脱漏がある。IMFのデータも共産党政権の発表と大差ない事から相当に怪しい(p65)
・日本の人口減少については江戸時代の参勤交代がヒントになる、日本は山の中まで道路だらけで、ものすごく便利で都会と違って渋滞もない。日本人全員が都会と田舎に二つ住居を持ち、一年の半分は田舎で暮らすような参勤交代をすればよい(p117)
・欧州の年では、生ごみも糞尿もド道に投げ捨てるのが当たり前だったため、コレラ・ペストなどの伝染病が蔓延した。欧州で世界に先駆けて道路が舗装されたのは、この衛生状態をよくするためであった(p123)
・江戸の武士に武士道=儒教があるなら、大坂の商人には商人道(石門心学)があった、いんちきをして儲けてはならない、天地神明に誓って立派な行動をすれば、利は自然とついてくる、勤勉と貯蓄に勝るものはない、財力にあった暮らしをしなさい、というもの(p134)
・西欧人が自分の未来に自信が持てないかを考えてみると、それは「略奪主義」には自律性が無いからということ。常に略奪の対象が必要で、お互いにそうでは世界平和は実現しない(p144)
・先進国のなかでも専門書レベルまで自国言語で存在する国は少ない、これができるのは、英語・ドイツ語・フランス語・日本語くらい、他国の侵略を受けた新興国のほとんどが高等教育を他国の言語で行っている(p170)
・アメリカ型成果主義は終わる、日本本来の共同体意識、仲間意識に目を向けた会社と、アメリカ型の市場万能主義・個人主義で客観評価主義の会社との二回戦が始まる(p178)
・2014年米国下院に「ジャパン・コーカス」という超党派議連ができた、これは日本側からの働きかけに62名もの超党派の下院議員が賛同したもので、日本の米国ロビイの要となるもの(p184)
2020年3月29月日作成