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summary

「大恐慌」以後の世界 多極化かアメリカの復活か (光文社ペーパーバックス)

「大恐慌」以後の世界 多極化かアメリカの復活か (光文社ペーパーバックス)の写真

・デリベティブの規模は、2002年の100兆ドルから、2008年には750兆ドル(7.5京円)に膨らんでいる、アメリカ国家予算:3兆ドル、GDP:15兆ドル、全世界の株・国債の発行残高:100兆ドル、全世界不動産の評価額:75兆ドルと比較してとても大きい(p25)

・ソロス、ビルゲイツ等は、ドルに見切りをつけて、ユーロ・商品へと方向転換を図っている(p30)

・国家破綻したアイスランドは、2008年夏までは、世界で一番住みたい国であった、個人所得世界一、医療教育は無料、携帯電話普及率、働く女性比率世界一(p32)

・アメリカ政府は2008年10月から、陸軍の実働部隊をアメリカ本土へ駐留させはじめた、これは南北戦争以来のできごと(p37)

・チュエニー副大統領は、自ら所有する2500万ドルの資産をユーロ債へ移動させた(p43)

・世界の外貨準備高(4.3兆ドル)のなかで、ドル比率は1999年の70%から、2008年には60%以下、ユーロは18→27%へ上昇(p61)

・中国が保有するアメリカ国債は5850億ドルであり、日本(5732億ドル)とほぼ同等だが、外貨準備高(2兆ドル)は日本の倍以上ある(p64)

・18世紀の中国はアヘン戦争でイギリスに敗れるまでは、世界GDPの30%を独占していた、現在の中国はその位置まで戻したいと考えている(p66)

・ペルシャ湾岸諸国会議(GCC:サウジ、クウェート、バーレーン、カタール、首長国、オマーン)は、通貨統合(ディナール)によりドルペッグを外そうとしている(p71)

・アメリカの住宅バブルが日本のバブルと異なるのは、アメリカ住宅関連市場が個人消費の半分をしめる巨大な市場だから(p79)

・アメリカ住宅ローン会社(ファニーメイ、フレディマック)の住宅ローンは5兆ドル=日本のGDPは、全体の半分を占める(p79)

・オバマは、ネットオークションやソーシャルネットワーキングで実績をあげた専門家を多く採用して、ネットを通じてのキャンペーン活動を新機軸にした(p117)

・財務長官のポールソンは、古巣であるゴールドマン・サックス(バフェットが50億ドル投資)、シティバンク、JPモルガンの3社での支配体制を考えている(p136、138)

・2003年には130億ドルの原油先物市場が、2008年ピークには2600億ドルになっていた、16倍ものレバレッジができる市場である(p151)

・レーガン政権以来、原油先物市場に新規参入は認められていない、石油ビジネスとは閉じられたビジネス(p155)

・ロンドン石油先物は、アメリカ国内で運営するネット上の先物市場でも売買可能なため、アメリカ政府の監視を免れて原油価格を操作できる(p159)

・現在の石油セブンシスターズは、反米のロシア・イラン・サウジアラビア・中国・マレーシア・ブラジル・ベネズエラの政府系石油会社である(p162)

・インドは中国に代わって、日本のODA受入国No1である(p194)

・ロシア経済は、昨年9月のリーマンショックにより1週間で50%の株価下落により、欧米の経済・資本に依存していることが判明した(p198)

・中国は2007年には、13億人突破の人口増加祝賀行事を行い、これまでの「一人っ子」政策を見直した(p218)

・福田総理が辞任したのは、アメリカが対米支援として、100兆円の投入をしつこく要求してきたから(p230)

・偽ドル札は、ドル紙幣全体の0.01~0.02%である中で、新20ドル札を登場された目的は、ドル兌換通貨への布石とも考えられる(p233)

・北米連合国により新通貨(アメロ)が登場すると、アメリカ債務は旧勘定となり、ドルの交換比率は目減りすると予想され、ドルを溜め込んできた中国、日本は損をする(p245)