・最近の東大理科一類の新振り(2008年度)では、かつて花形であった電気・電子工学が定員割れし、機械・化学・土木も同様、そして長らく不人気であった、船舶・原子力・精密・資源を改組して作られた「システム創成学科」の人気が上がった(p50)
・理系の教授会は時間通りに始まるが、経済学部では時間通りに始まることはない(p55)
・理系の学生のエースが経済学部に移る理由として、1)文高理低の構図(理系は文系に比較して不利)、2)新聞雑誌で「製造業立国は古い」とされていること、がある(p82)
・理系の人が経営者になるためには、文系知識を吸収して「文転」することが必要である(p72)
・最近の理系の考え方が変化したかもしれないという事件として、1)青色発光ダイオード事件、2)2003年発行の理系白書、がある(p78)
・専門以外の本を読まない大多数のエンジニアは、毎日自らの専門に打ち込んでいて、バブルに浮かれることなく製造業で働いている(p87)
・日本の大学レベルは低いと言われるが、理工系大学は遜色ない、足りないのは、研究費とスペースである(p174)
・ハーバード大学は、3.5兆円の金融資産をもち、その運用益のなかから毎年800億円を運営資金として大学に提供している、その額は東工大の2倍の予算である(p181)
・日本では自分の出身大学に愛着を持つ人はアメリカよりずっと少ない、例外は慶応、早稲田、一橋大学など(p185)
・東大、東工大では募金で目標の半額しか集まらなかったが、アメリカでは目標に対して6割増しの寄付が集まる(p210)