・明治35年に結ばれた日英同盟は、それまで他の国とは平等の条約を絶対に結ばなかったイギリスが初めて結んだ平等の軍事同盟である、当時の日本に品格があったことを物語っている(p18)
・日清戦争の勝利以外に、1900年に起きた北清事変(義和団事件)において、当時世界で一番裕福であったイギリス軍よりも軍規が厳しかったことはイギリスを感服させた(p21)
・アメリカの制度は、無能な指揮官はどんどんすげ替え、新しい発明はどんどん採用するというシステムであり、これが太平洋戦争での勝因である(p33)
・就職するというのは、結婚と似ている、相性がよくないと分かった段階で、諦めるて一生共にするか、離婚して出直すか(p44)
・仕事とは、身も心もくたくたになるほど全力投球してみた途端に、面白さが出てくるものである(p54)
・仕事を選ぶ場合、絶対になりたくない職種を明確にしておいて、それ以外から選ぶという考え方も役に立つ(p56)
・直観力を行動に結び付けられるかどうかは、何を見て、そして何を感じるかにかかわる、そのためにはボルテージを上げておく(アンテナの感度を良くする)ことが必要(p78)
・リーダーに不可欠と言われている資質に、品格と統率力がある、両者のバランスが大切(p92)
・徳川家康や晩年のイメージと異なって、実績から見るとファイター(三方ヶ原、姉川、小牧・長久手の戦い等)であった、この点が石田三成と異なる(p103)
・マッカーサーは、ニミッツ司令官の主張を退けて、マリアナ海戦で勝利した後に硫黄島、日本本土へ進攻せずにフィリピンへ上陸したので終戦までに時間がかかった(p108)
・未発達な組織は、リーダシップや団結力が重要になる(p110)
・アメリカの司令官は大戦績をあげると一時帰国などの休暇があったが、日本は同じ司令官(例:南雲中将)を使い続けて、結局は致命的な失敗を犯すことになる(p121)
・人は危機感や不安感があるから、活力を出すことができる(p131)
・小栗上野介の提案(北海道をフランスへ割譲して海軍導入)を慶喜が受け入れていれば徳川家はつぶれなかった可能性がある、そうすればイギリスは沖縄、九州を割譲していた可能性がある(p137)
・明治政府は後になって徳川慶喜の功績の大きさに気づいて、慶喜を公爵にしたり、その子を貴族院議長にしたりと名誉回復をした(p139)
・若いうちは、平等よりも自由に重きを置いて、競争の中に身を置くくらいのファイトが必要で、自由な競争こそがバイタリティと成功を生む(p164)
・明治政府が処刑した江戸幕府の大物は、近藤勇(維新の志士を斬った張本人)、小栗上野介(北海道をフランスへ割譲しようと計画、海軍を使って新政府軍を潰そうとした)の二人である(p173)
・源頼朝が天下を制圧できたのは、1)わずか十数歳のときに見せた大胆さ、2)剃髪しなかったこと、3)全国の情報を把握し続けたこと、にある(p193)
・成功するための必要3条件として、1)運、2)鈍(かるがるしく動かない)、3)根(根気がある)、がある(p222)
・成功するためには、成功している人たちの集まりの中にいること(p233)