・たくさんの知識を詰め込むのではなく、科学的思考法を学ぶことが重要、難解な体系よりも、ものの見方や捉え方を学び、自分の思考の技とする(p21)
・リーダーとは、皆がこう着状態に陥って進めない時に、「こうすれば視点を変えられる(視点移動)」と示せる人である(p24)
・マニュアルを真似るのではなく、「なぜこのマニュアルになったのか」という根源を理解すべき(p28)
・外人とひとくくりにせず、一人一人を素直に見直すことが大切(p43)
・新しい考え方に出会ったとき、人間の頭は、1)すぐに忘れる、2)一応要約して話せる、3)思考のワザ化ができるレベルの対応をする(p47)
・まるで違うアイディアを出すには、発想を縛る「前提」を外すこと(p56)
・先入観の排除には、前提を洗いなおすことも必要だが、もっと積極的な方法として、「記述すること」が良い(p62)
・受験生に本当に役立つ力は、格好いい成功談ではなく、そこに至る試行錯誤の過程である(p97)
・講演会では、聴講者に軽い運動をしてもらうと、笑いが起きるようになる、話が面白いかよりも体が揺れやすい状態になっているかが重要(p110)
・対話において、イエスは話がそこで終わるので対話にならない、しかし日本の場合は、ノーを言うには対話をする人間の間に信頼関係があることが前提(p126)
・向上心とは、「今のままの自分じゃダメなんだ」という自己否定から始まる、自己否定から向上心が生まれて成長へとつながるのが本来の姿(p141)
・弁証法的な会議で重要なのは、否定の契機は自由に言っていいのと同時に、言われた側は否定を感情的に受け止めず、否定を契機として真剣に次の次元を模索することが重要(p171)
・本当に学ぶべきは、統合された「術」ではなく、術を生み出してきたメンタリティであり、否定を餌にしてより高次のものを生み出していくやり方、これが弁証法をワザ化するということ(p196)
・スポーツでも場当たり的な練習をしているだけでは、なかなか上達しない、上達するか否かは失敗を糧にできるかである(p203)