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summary

雇用危機をどう乗り越えるか (SB新書)

雇用危機をどう乗り越えるか (SB新書)の写真

・昨今の雇用情勢の特徴として、1)不安定さ、流動性の高さ、2)高失業率社会、3)失業率が高いにも拘らず、人で不足、である(p21)

・労働者にとって悲惨な社会ができた理由として、1)雇用のミスマッチ、2)企業経営が不安定で、人件費を削ろうとしている、である(p41)

・人手不足になっている業界として、1)労働条件が悪い、2)手厚い終身雇用で守られている中高年正社員が多い、3)求められる能力を満たす人が少ない、である(p50)

・人口減少、高失業率社会を生み出した原因は、1)産業構造を高度化することに遅れた、2)旧来型の産業構造を維持する雇用政策(派遣労働を中心とした非正社員化政策)、である(p56)

・休業する正社員は、派遣切りの6倍(90万人)もいる(p122)

・雇用ミスマッチが起きている原因として、1)有効求人倍率が1を大きく超えた職業には誰もなりたがらない、2)逆に1を下回る職業では労働条件が悪くなく、先に参入した中高年者が職業を独占している、がある(P147)

・今後、雇用の多様化の軸となるのは、正社員・非正社員、終身雇用・中途採用、直接雇用・間接雇用、アウトソース・インソースの4つである(P162)

・自転車操業でも回っている業界として、仕事が極端にマニュアル化、一部の社員の働きが大きい、営業実績次第で高給を得られる、経営者自身の才覚等の要因が挙げられる(P180)