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中国ビジネスとんでも事件簿 商文化の違いに迫る (PHP新書)

中国ビジネスとんでも事件簿 商文化の違いに迫る (PHP新書)の写真

・本来であればメーカー側の製造物責任を追及すべきところを、CM広告出演者の過った消費者誘導行為を訴えられることになったケースがある(p79)

・中国企業でビジネスマンとして一流と目される条件として、1)豊富な専門知識と長い経験、2)状況・契約内容を冷静に分析、対策を論理的に組み立てる能力、3)計画を推進する実行力、リーダーシップ、4)リスクを回避する危機管理能力、である、(日本でも同じか)(p86)

・黄河より北部においては、トウモロコシ、高粱、大麦等を原料にする高アルコール度数の蒸留酒が好まれる、南部は米材料としたアルコール度数20度前後のもの(p92)

・中国では「主任」と言う肩書きは、中央省庁クラスでは、国務大臣を意味する組織の中ではもっとも偉い役職、職位・職級の前に「高級」「一級」という言葉が好まれる(p96)

・契約を交わす前に、弁護士による条文のリーガルチェックをせず、現地の通訳だけに頼って手続きをすると、とんでもないトラブルに巻き込まれるケースあり(p103)

・中国で気をつけるべき記念日、1月28日(上海事変勃発)、5月3日(重慶、日本軍の無差別爆撃)、5月9日(国恥記念日:対華21か条受け入れ)、9月18日(満州、日本に占領された日)、12月13日(南京陥落)(p110)

・タクシーに乗るときの注意、フロントガラスの星の数(3つ以上なら優秀ドライバー)、車体番号・運転手登録番号を記録しておく(p115)

・人間の交渉行動には3パターンあり、1)ハト派;13%(中長期的な視野に立って利益の最大化を考える)、2)タカ派;20%(他人に譲歩を迫り、取引における優勢性と主導権を握ろうとする)、3)サル派:67%(ギブアンドテイク、相手との相互依存関係を考える)、である(p133)

・日本人は義務意識型(権利を強く主張しない、義務の履行を強く求めない)に対して、欧米・中国人は権利意識型(日本人の反対)である(p161)

・中国は法体系のハードウェアについては備えられてきたが、肝心のソフト面(法の執行、解釈、適用上の統一性、厳格性、確実性)は、満足なレベルに達していない(p174)

・日系企業の対中ビジネスにおいて、中国人弁護士にしかできない役割があるので注意を要する(p191)