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summary

人類資金 (V) (講談社文庫)

人類資金 (V) (講談社文庫)の写真

・ネットの普及でマスコミ操作は過去のものになりつつある、偽情報で正しい情報を打ち消すカウンターインテリジェンスは健在だが、そこに真実がある限り個々の声を完全には消し去れない(p58)

・中世以前の欧州では、利子は徴収することが禁じられていた、キリスト・イスラム・ユダヤ教でさえ。ただし、ユダヤ教徒だけは異教徒からの利子をとることは許されていた(p109)

・利子とは将来価値の先取り、極論すれば他の誰かから奪ってこなければならない、借金を完済しようとすれば更に借金しないとできない仕組みになっている(p110)

・太平洋戦争時、アメリカは極東地域におけるアメリカ軍の根拠地であるフィリピン防衛を優先していたので、いきなりハワイに攻めあがった日本の真珠湾攻撃は成功を収めた(p135)

・マニラのマラカニアン宮殿地下には、マッカーサー親子が蓄積した莫大な財宝(金塊ダイヤで時価2000億円:現在価値で250兆円)が眠っていた(p136)

・フィリピン侵攻において、進路上の台湾一帯に濃霧が発生して日本の攻撃機群は延期したため到達は昼過ぎになった、そのため米軍機が給油で帰投したときに、着陸した米軍機を空から狙い撃ちして戦力の半分を失った、そして制海権・制空権を失った、そのため翌年1/2にはマニラ陥落となった(p141)

・フィリピン奪回に時間がかかったのは、1)ルーズベルト大統領が人気を得て大統領候補になるのを恐れた、2)マッカーサーの私情で動かされる事に危機感を持っていた人間がいた、である(p146)

・終戦時には60万カラットのダイヤを保有していたが、戦後にGHQが回収できたのは30万カラット、最終的に日本政府に戻されたのは16万カラットに過ぎない、残りの数十万カラット分のダイヤは消えた(p171)

・M資金を管理運営する財団の融資のやり方は、年利はやや低いかわりに、融資額の10%の手数料を差し引かれた、目的は設備投資や増資のみで、他企業の株取得や投融資への転用はできなかった(p188)