この本のタイトルは実は昔から知っていたのですが、この本を読み始める契機になったのは、私が毎年1回参加している研修に参加したことにあります。
研修の内容は「知的財産を中小製造業に活用する」というもので、研修の講師さんが特許の中小企業に及ぼす影響を生で感じたいのであれば、是非この本を読むべし!と強調されていて、それに触発されました。
読み始めたら、ストーリーの「ハラハラドキドキ感」に圧倒されてドラマを見ている気分でした。これは小説仕立てとなっていますが、私の個人的な意見ですが、かつて日本のロケットの打ち上げが失敗した事実にある程度基づいたものを感じました。
中小企業に対する大企業の特許裁判の対応方法等も、恐らく私が色々な筋から聞いているものとほぼ同じで、実際の状況が推測できるもので私にとっては、実際に仕事についてみなければ分からない貴重な経験ができたと思いました。
歴史小説も面白いのですが、現代のビジネスで起きている事件をテーマにした小説の面白さも改めて感じさせてくれた、記憶に残る一冊でした。