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満願

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小説は何人か気になる方はいますが、基本的にいつもお世話になっている最寄りの図書館のベストテンをリクエストして読むようにしています。

待ち時間がとても長くて、発行されてから1年から2年後に読むことになることも多いのですが、経済の解説本と違って、賞味期限は無いと思っていますので、図書館からの連絡が来るのを楽しみにしています。

今回の、6個の話から成る米澤氏の本は初めて読みますが、どの話も自分では恐らく経験できないような内容について書かれているので、読書の醍醐味が味わえました。キャストを自分で想像しながら読み進められるのも楽しいところですね。

6つとも面白いのですが、特に印象に残ったのは、5つめの「関守」というものです。交通量の少なくなった道路でドライブインを経営している、女主人が、娘の犯した罪を守るために取った行動が、都市伝説を生み出し、それを調査しに行った主人公は、それに巻き込まれてしまう、とても興味ある内容でした。この読書を通して、また一人、読みたくなる作家が見つけられて良かったです。