・本書でウイルスの性質が理解できれば日々の平常心維持にも役立つはずである、コロナ禍の2020年、日本人の総死亡者数が減っていたという事実がある、人々がコロナ感染を恐れ、医療機関への受診を自粛したからのようである(p4)
・PCR検査において感染力のあるウイルスを見つけるには何サイクルが適当かというと、33−34程度でないかという研究報告がある。それ以上サイクル数を増やすと感染能力のないケースを陽性判定することになり偽陽性が増える、日本ではなぜか40サイクルも回している検査所が多い(p37)
・真に参考すべきは、重傷者の実数や、死亡した人数である(p40)
・室内の換気が重要と言われ出したのも、空気感染を前提としたことである。新型コロナ対策としてのマスク着用が無効であることにも、空気感染であることが大きく関係している(p53)
・ウイルス遺伝子が変異しやすいことも再感染・再流行を助けるだろう、結局新型コロナウィルスが人間社会から排除されることはない(p57)
・以前に風邪コロナにかかっていると、その後残ったメモリー細胞が活躍する可能性が高い。これまで風邪を引いた回数が多いほど、新型コロナに打たれ強くなっているはず(p72)
・日本ではすべてのワクチンは任意接種である、今は本人や親御さんが打つかどうかを判断することになっている努力義務である。その代わり、すべてのワクチンはどんな事故が起きても自己責任である。考える場合の三要素は、ワクチンの有効性・副作用(副反応)・必要性である(p147)1994年に予防接種法を改正し、学校での集団接種・義務接種を廃止した(p171)
・ワクチン製造が1994年には1700万(1986)から30万本に落ち込んだ、これに対して国が打った手は、1)すべてのワクチンを任意接種とした、つまり被害者の自己責任である、2)インフルエンザワクチンのターゲットを、子供から成人(特に高齢者)に変更した(p182)
・日本人におけるBMIと総死亡率の関係は、BMI30以上の人たちよりも、19未満の方がはるかに総死亡率が高い。また日本には30以上の肥満は人口の4%しかいない、人口の40%を占めるアメリカとは異なる。痩せると栄養不足になり、体の諸機能が低下するから、免疫システムの働きが悪くなり、感染症により死亡する人が増えるから(p251)