・生活費(収入ではない)の三年分の貯金があれば、自分の自由を守ることができる、普段から節約を進めて基礎消費を下げておけば必要な貯蓄も少なくなる(p25)
・資本主義は投機を活用する経済システムで、バブルの発生とその崩壊は資本主義の宿命である(p30)最も安全な投資先は「日本円」と「田舎の不動産」である(p31)
・アポロ11号が月面着陸したのは1969年のこと、今バブルの対象となっているもの(インテリジェント家電=A)、EV、宇宙開発など)はすべて50年以上前の技術である、いかにも新しいように偽装したのもが現在のバブルを支えている(p32)株価は将来受け取る配当金の現在価値を合計したもの、バブルが崩壊した時、株式の価値は限りなくゼロに近づく(p33)
・教養レベルを上げれば、エンターテインメントを楽しむために、わざわざ無理をして働く必要はなくなる(p38)目利きの力を使うビジネスも考慮に入れるべき(p51)
・日本で一番小さい村は、富山県舟橋村(3.47km2)で、人口が急増している。電鉄富山駅から越中舟橋駅まで5駅、駅舎と併設する形で図書館を建設(p59)
・日本の労働環境を一変させた政策は、2000年代に小泉政権下で行われた構造改革で、1)製造業への派遣労働を解禁=非正規社員増加、2)雇用調整助成金をやめて「円滑な労働移動」政策に切り替えて、労働者を守ことをやめた(p56)
・年代別の資産は「60-64歳」がポークであるが、85歳以上になっても、殆ど変わらない(1800→1600万円)で「45-49歳」の倍以上ある(p62)
・仕事は、好きなことならいくら働いてもストレスにならない「天国」と1時間働いたら苦役になる「地獄」に分かれる、好きな仕事で技術を身につけるには10、20年という長い時間がかかる、リスキリングが可能なのは、技術や技能が確立していない若い時だけ、だから若者の仕事選びはとても重要である(p89)
・営業の仕事とは、1)「この商品を買ってください」と言ったところで素直に買ってもらえない、相手の表情など、ちょっとした動作から、どんなニーズがあるかを見つけるかが最初の課題である、2)顧客に何かをあげるよりも、何かをもらう方が、相手の心を掴むことができる(p105)
・職人の最大の使命は「締切を守るること」一方、アーティストは、仕事はあくまでも自己実現なので、作品の完成度にこだわって良い、納得できなければ締切を守る必要がない(p132)
・きちんと計画を立てて、計画通りの成果を残すことは大切な職業能力だが、それよりも、いい加減に変化に対応できる柔軟性はもっと大切である(p147)
・日本に現れた宗教のほとんどが、3つの時代(古代から封建=浄土真宗・日蓮宗などの鎌倉仏教、封建から近代=天理教や金光教、近代から現代=新興宗教)の転換期に集中している、その理由として、時代の転換期に発生する社会的混乱と生活困窮がある(p157)
・「悟りを開く」とは、庶民に向けてあえて嘘をつく決心をすること、人間は死んだら元の木阿弥で何もなくなる、存在しているのは現世のみ、実は、仏陀もあの世の存在を信じていなかった(p158)
・自己実現とは「自分が満足できる自分になりたい」というもの、他者がどう評価するのかを気にするのではなく、自分自身の満足のために行動する人を「アーティスト」と呼ぶ(p172)
・運を変えられると言っている人が言っていたこと、1)「運の良い人と付き合うのが、いちばん自分の道を変えやすい」(p184)、2)暗くならない、「辛い」「苦しい」「疲れた」は絶対に口にしない(p187)
・もし何かを成し遂げたいのだったら、頭の中で妄想を広げるのではなく、すぐに取り組んで毎日1ミリでも良いから全身すること、いつかこんなことができたらいいな、レベルの夢は、ほぼ実現しない(p221)