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summary

サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書)

サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書)の写真

・現在起きているドル・キャリートレードは、ドルを売って高金利国ブラジルのレアルを買うこと、これはバフェットも実施中である、ドル金利がゼロになれば、殆どどの通貨に対してもこの取引が成立する(p51)

・邦銀のサブプライム損失が比較的少ないのは、公的資金注入により、監視状態が続いたから、対象外であった証券業界(野村證券、みずほFG)は絡んでいる(p55)

・シティグループの07,4Qの決算は、創業初の大赤字(1.6兆円)、サブプライム関連の損失は2兆円、1.6兆円の優先株発行(p68)

・欧米の金融機関がアジア・中東の国富ファンドに頼っているのは、面子を捨てた最後の手段(p78)

・様々な国の貿易黒字の累計(外貨準備高)は、アメリカの貿易赤字金額の累計と言い換えられる(p87)

・中東諸国にとって、手持ちの外貨準備の価値(購買力)を維持するには、1) 中東通貨をユーロに対して下がらないようにする(=ドルペッグ廃止)か、2)ドルペッグを維持しつつ外貨準備を増加(=原油価格の上昇)である(p90)

・シティとメリルの出資で、クウェート通貨庁・アブダビ投資庁・韓国投資公社が勝ち取った条件は、配当率11%(p98)

・証券化された商品を購入させる「お墨付き」として登場したのが、格付け機関・モノライン保険会社、である(p125)

・企業に関する格付けではトリプルAは、ほんのわずかしか存在しないが、証券化商品では、ほとんどがトリプルAである(p161)

・大英帝国は、大幅なインド・中国への貿易赤字を取り返すために、アヘンを中国へ輸出した、これがアヘン戦争の原因となる(p184)