・日本企業は各人の仕事の責任範囲を曖昧にし、人の能力や実態に合わせて責任範囲を伸び縮みさせるような方法で組織を運営している、これが過去においては上手く作用した(p41)
・この曖昧さのデメリットとして、1)最低限の仕事の成果が担保されない、2)無駄な業務が温存されやすく生産性が悪化する可能性がある(p43)
・旧世代の人間は仕事の範囲が曖昧であったために、自分の仕事の前後工程や関連工程を常に意識する必要があった(p51)
・グーグル創業者の二人の「創造的環境へのこだわり」は、管理やお金を信じるのではなく、人間の協働や相互に影響を与え合う行動の結果生まれるものを信じている(p94)
・グーグルの面接で最も重視するのは、スキル以外に、1)他のグーグルの人と一緒に働けるか(=コワークができるか)という点と、2)その人が自分で動ける人か(=セルフスタータ)という点である(p97)
・グーグルの経営者が重視する環境のデザインとは、1)仕事環境のデザイン(職場環境+評価の仕組み)、2)価値観の徹底(フラット階層、相互尊重、フェア)である(p103)
・寄田歯科クリニックでは予防を強化した、予防のフロアは医師ではなく歯科衛生士が主役となった(p134)
・目標設定(正月の宿題)において、心・仕事能力・体、生活の3項目において、「仕事が上手くいっているときの状態」と「上手くいっていない状態」を比較して、どのような状態になれば3項目が良好に成るかイメージしてから、目標設定をする(p138)
・共有化とは、全員が納得して「腑に落ちている」状態、目標の設定をして伝達しても共有化にはならない(p148)
・プロとは「それしか知らない人」ではなく、「その仕事を顧客にとって最高パフォーマンスで提供できる人」のことである(p158)
・インフォーマル活動を通じて得られる人間関係情報は、あくまで企業にとっての隠れベネフィットであり、前面にたつものではない、人が行きたいと思うかはその中に”工夫”がなされているかである(p165)
・サイバーエージェントにおいて社内ブログやイントラネットが有効利用されるのは、その内容が面白いから(p166)