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summary

ロストジェネレーション さまよう2000万人

ロストジェネレーション さまよう2000万人の写真

・戦後最長となる経済停滞期に、雇用の過剰を解消するために企業が最も力を要れたのは、新卒採用の絞込みであった(p20)

・非正社員化の恩恵を受けているのは企業だけではなく、消費者も、安さや便利さを享受している(p25)

・現在の工場労働のありかたは、高度経済成長時代とは異なり、従業員を常雇いして製造技術を学ばせるのではなく、派遣業者を利用して部品のように交換可能な低賃金労働者を雇う、この方法でなければ中国の国々とコスト競争できないと考えている(p42)

・必要なときに人員を安価にそろえたいという企業側の論理と、当座の現金を手にしたい働き手が結びつき、携帯電話というツールがそれを後押しした(p49)

・厚生年金に40年間加入した月収35万円の正社員は保険料を差し引いて12万円が残る、一般的な生涯賃金(夫のみ労働:23-60歳、専業主婦のケース)は、2.7億円、フリーター夫婦:1.8億円、正社員夫婦:5.3億円、となる(p158)

・経営者は45歳以上の給料が高すぎることはわかっているが変えることができない、その一因として、年齢とともに給料が上がる年功序列の職能給であり、仕事内容による職務給でないため(p163)

・ロストジェネレーション世代は、貧富の格差が拡大する戦後初の世代、この世代は雇用・労働面で非常に損をしている反面、親が経済的に豊かということに特徴あり(p173)

・韓国の短大以上への進学率は2006年で82%、日本の52%と比較して凄い差である(p180)

・高円寺のエリアに、月収15万円以下で暮らせる場所を作り上げてしまった人たちがいる(p215)