・ 2005年から2010年の間に、アメリカは内向きにとなり、世界最強のアメリカ軍は世界中から撤退する、朝鮮半島や日本からも撤退する(p21、166)
・世界の歴史は180年サイクルで回っているというのが、超サイクル理論であり、これを使えば世界史(西洋史、東洋史、日本史)のすべてを解読できる(p28)
・超サイクル理論を構築するに至る4つの発見とは、1)世の中は30年単位で大きく変わる、2)世界は3階建て(社会、経済、政治)である、3)歴史は180年サイクルで動いている、4)過去のサイクルを見れば未来を予測可能、である(p35)
・世代交代は歴史を動かす秘密、今の日本の状態を克服するには、上から下まで世代交代すれば良い(p37)
・世界は1階から順番に構築される、社会ができ、経済ができ、最後に政治ができる、上の階が下の階に依存しつつ、下の階を利用している(p40)
・1階の下には地下=宗教があり、その機能は「生の意味付け」で、宗教→哲学→科学へと発展する、1階の社会の機能は、「共同の秩序」で、自己→家族→他者へと発展、2階の経済の機能は「取引の道徳」で、贈与→交換→取引と発展、3階の政治の機能は「分配の正義」で、知力、冨力、武力で回っている(p43)
・現代世界のサイクルでは、大構築する時代に、自由主義と社会主義という2つのイデオロギーが沸き上がってきた(p56)
・2005年には現代世界と未来世界が大激突する(イーブンの状態)、2049年には完全に未来世界となる(p61)
・2005年から日本は下剋上の時代に突入する、これからの時代は大きなチャンスがある、応仁の乱が始まった状況に似ている(p73)
・江戸時代の田畑永大売買禁止令は、現代の日本でいえば、1990年の大蔵省銀行局長の出した通達「土地売買の総量規制」に似ている(p85)
・バブル崩壊には2種類あり、大構築時代のバブル崩壊はイギリス(1720)、アメリカ(1929)、大逆転のバブル崩壊は、オランダ(1637)、日本である(p112)
・大構築の時代には、イギリスが毛織物原料を輸出して、オランダが仕上げ加工技術によって最終製品を生産、大逆転の時代になると、イギリスがその技術を身につけ国内生産をするようになり、オランダの存在基盤が崩壊した(p118)
・現代の世界は以前「工業社会」であり、情報社会=脱工業化社会(石油を使わない社会)がやってくるのは、2050年代である(p134、137)
・一つのサイクルを見るときに、1階の大構築する時代がどうであったがポイント、アメリカはインディアンを虐殺した(p154)
・アメリカの南北戦争は、実の戦いの焦点は、「北部の保護貿易」と「南部の自由貿易」であり、北部が勝利した、しかし今は南部の主張していた自由貿易となっている(p169)
・人間を見る場合には、相手が「なんのために」それをやっているのかという、相手の「目的」を見なければならない、それが分かれば行動は手に取るようにわかる(p186)
・ソ連は田舎を収奪したが、中国は都市を収奪した、中国は「貧農」を集めて革命をやったので、都市はどうでも良かった(p201)
・自分は「日本でしか生きられない、今いる会社でしか生きられない」という「なにかにしがみついた生き方」を見なおしてみるべき(p222)
・これからは「勝ち残る」のではなく、「生き残る」ことを考えるべき(p231)
2011/1/10作成