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ソニーはなぜサムスンに抜かれたのか 「朝鮮日報」で読む日韓逆転 (文春新書)

ソニーはなぜサムスンに抜かれたのか 「朝鮮日報」で読む日韓逆転 (文春新書)の写真

・サムスン電子の営業利益は、日本の電機メーカ各社の合計よりも大きいが、特許登録件数、世界市場占有率1位の製品(日本:234品目、韓国:53)、技術貿易収支では韓国は日本の相手にならない、韓国は組み立てセット産業(造船、半導体、液晶ディスプレイ等)で日本より優位、対日貿易赤字も史上最高(p18)

・サムスン子は、住友化学が大株主の東友ファインケムから半導体、液晶ディスプレイ、発光ダイオード関連の部品を調達している(p23)

・サムスンは携帯電話とテレビ市場を主導しているが、急成長している三次元テレビ、スマートフォンでは競争に後れた(p26)

・サムスンは、韓国の純輸出の20%、税金支払の10%、韓国企業の米国登録特許の40%を占める(p26)

・日本企業に善戦した要因として、為替レートの力が大きかった、また日本企業が先進国の高価格製品市場に注力している間、韓国企業は早くから新興国市場で基盤を固めてきたことも功を奏した(p30)

・バックライトの光は液晶パネル内部で、「偏光板→ガラス板→液晶→カラーフィルタ→ガラス板→偏光板」と通過するが、偏光板:日東電工と住友化学、ガラス板は米国コーニング、旭硝子、日本電気硝子、液晶はチッソ、ドイツのメルク、カラーフィルタは凸版印刷、大日本印刷が専有している(p38)

・日本は全世界の産業用ロボットの60%、工作機械の30%、金型機械の40%を供給する技術大国、日本のハイブリッド自動車開発は、米国より3年、韓国より7年先を行っている、半導体、携帯分野で、部品の50%以上を日本企業は韓国へ供給しているのが事実(p42)

・トヨタ本社単独の営業損失額は年間4900億円で、3年連続の赤字、上半期で日本で生産した自動車は161万台、販売は80万台、残りの輸出が損失:1494億円を生んでいる(p49)

・2010年10月に完成した羽田新国際線ターミナルは、5階建て延べ床面積16万平方メートルで、以前の9.5倍の規模で年間700万人の乗客が利用する見通し、航空機の離発着能力は30→45万回、6万回分を国際線に割り当てる。韓国の仁川、上海の浦東空港の強力なライバルとなる(p54)

・1932年当時大統領であったフーバーは、政治的半身不随である一方、当選者のルーズベルトにはなんの権限も無かった、その瞬間に主要銀行が破産するという大恐慌の爆発が起きた、米国が憲法を改正してまで就任式を繰り上げたのはこのため(p82)

・韓国は北朝鮮に拉致された韓国国民517名は戻ってきていない、韓国は二人の大統領が南北首脳会談を行っているがその話題は触れられていない(p120)

・日本は排他的純血国のように見えるが、日産のゴーン、ソニーのストリンガー、ソフトバンクの孫氏を外国人CEOとして迎え入れて、かなり計算された戦略的混血路線を駆使している(p132)

・韓国のエリート養成校である「民族史観高等学校」では、未来のノーベル賞受賞者のために、銅像を立てる台座が15人分用意してある(p151)

2011/2/6作成