前から気になっていたのですが本屋さんで平積みされていたので、手にとって数ページ立ち読みしたのですが、気づいたら上下巻を持ってレジに並んでいました。
面白い本というのは初めのページでわかると言われますが、そのとおりで、そのまま引きこまれて読み終わりました。私の愛用のノートパソコンが先週末に壊れてしまい、レビューを書くのが今日になってしまいました(これは妻のを借りて書いています)
時代背景は豊臣秀吉の天下統一がほぼ完成した頃で、いわゆる小田原征伐で北条氏を屈服させたときに、北条氏を支えていた一大名である成田氏の忍城攻防について書かれています。
石田三成氏を中心とした2万五千の軍勢に対して、北条氏のいる小田原城に主力を割かれて残りの500の兵士が城下の農民とともに城を守りきったという内容です。
この本の主役である城代に急遽指名された「成田長親=のぼう様」が武士だけでなく農民たちの思いを知った上で、上手にまとめるリーダーシップが美しく書かれています。計算された行動なのでしょうが、それらしさを感じさせないのが、長親の魅力です。
今年4月にロードショーの予定が、震災の関係で延期になってしまったようですが、その時には映画も見てみたいを思いました。
5月29日作成