suu3.jp 戻る

summary

電力危機 乗りきるための提案、この先50年を支えるための提言 (Discover Science 8)

電力危機 乗りきるための提案、この先50年を支えるための提言 (Discover Science 8)の写真

・夏の電力需要が高まるのは、7月から9月の平日、午前9時から午後8時(特に2時)、夏の暑い日のピーク値は平均ピーク値の1.5倍(p27)

・東京、東北電力が50ヘルツに対して、中部・関西電力が60ヘルツなのは、関東地方は当初直流を用いていた後に交流送電にして、ドイツのAEG製発電機(50Hz)を導入、関西は以前から交流送電でアメリカのGE製発電機(60Hz)を用いたから(p34)

・国内にある周波数変換施設は、3施設の合計120万kwであり、それを超える電力は、関西から関東地方へ送ることはできない(p35)

・東京電力が供給できる電力量は「5380万kw」である、猛暑であった2010年は、それを超えた日が合計30日間あったが、土日は一日もなかった、産業の生産部門が稼働していなかったから(p37、39)

・エアコンの使い方がポイントになるが、効果があるのは「1時間つけたら30分から1時間とめる」こと(p53)

・電化製品において買い替えが効果的なのは、LED電球、白熱電球60WがLED電球なら7-8W相当に低くなる一方で、寿命が10~40倍になる(p65)

・1755年におきたリスボン大地震は、周辺の工場が壊滅したことでインフレがおきてGDPの半分が失われて徐々に衰退した(p94)

・電気事業法27条に基づく使用制限の内容は、東京電力管内では、2011年7月1日から9月22日、東北電力は9月9日まで、午前9時から午後8時までであった(p100)

・冬期の電力ピークは夏とは異なり、朝と夕方(午前10時前後、午後6~8時)となるが、冬のピーク電力は夏比較で2割程度低(p115)

・火力発電は、化石燃料を燃やして熱エネルギーを得て、これにより水を沸かして蒸気の力で蒸気タービンを回転させて電気を起こす、原子力発電は、ウランを核分裂させて熱エネルギーを得る、どうやって蒸気を得るかが異なる(p131)

・地熱は安定的な電気が得られて規模も大きくできるが、発電効率を低いのが課題(p141)

・太陽光発電は、電力の安定供給のため、電気エネルギーを別の形で貯めておく「蓄電池」が必要になる(p151)

・日本の年間事故停電時間が、1軒あたり19分であるのに対して、米国でさえ97分(2006年実績)、この理由は日本が地域ごとに電力会社が独占している、発電地と消費地が近い等がある(p172)

・植物病にかかっている土地を健全にすれば、農業従事者一人あたり0.35haが有効利用可能で日本全国では100万haとなり、これを60歳以上の高齢者5%(180万人)でわけると、一人当たり0.56haが使えて収入は年間86万円となる(p198)