・コンビニエンスストア(CVS)の便利性とは、1)長い営業時間:時間の便利性、2)住宅地の近く:距離の便利性、3)生活必需品を網羅:品揃えの便利性、である(p13)
・CVSが追求している時間の便利性は、買い物時間の短縮にも向けられている(p17)
・当初、トーテム・ポールを目印に建てていたので「トーテム・ストア」と名付けられたが、その後に創業日にちなんだ「セブン・イレブン(7月11日)」に変更された(p21)
・アメリカでは、スーパー(まとめ売り)に対して、CVSはビール、ミルク、たばこ等、1-2個買いが便利なものを集中してそろえることで、安さより手軽さをアピールした(p25)
・スーパーのディカウント販売は、マージンを高めで売るもの・低めのもの・ほぼ原価で売るものの3つに分けて、原価に近い廉価品で客を引き付けて、大量販売で商品回転率を上げることにある(p27)
・セブンイレブンのサウスランド社の失敗は、1)伝統的な便利性で優位に立てなくなって価格競争に走った、2)多角化のものに本来部門のブラッシュアップができなかったことにある(p33)
・日本セブンイレブンの、発注機能を店舗に持たせる改革案は、アメリカの商慣行に反するものであったが、パート労働者にも発注権限を持たせた(p34)
・セブンイレブンが在庫数を減らしつつ品切れをさせないシステムとして、店舗サイドでは「単品管理」、仕入れサイドでは「多頻度・小口配送」をした(p42)
・配送コストを抑える方策として、卸売業者が協業体制をとる共同配送、他社の商品も合わせて配送する「窓口問屋」、ベンダーと卸売業が共同で物流拠点を運営する「共配センター」がある(p44)
・利益を自社で抱え込むのではなく、関係企業で分配し合うことで産業全体の発展を図ろうという共存共栄の考え方はアメリカにはないもの(p45)
・ファミマ、サークルK,サンクス、スリーエフ、ミニストップの5社は電子商取引に関する技術ノウハウを共有する契約を結び、イープラネットとした、2002年にNTTコミュニケーションズと組んで、1.4万店を結ぶ光ファイバー網をつくった(p50)
・セブンイレブンは京急電鉄と、ローソンは東急電鉄、ファミマは西武鉄道とライン・フランチャイズ契約を交わしている(p64)
・おにぎりの美味しさを保つために開発されたのが、配送温度20度の保温車、これにより、おにぎりはヒット商品となった(p84)
・CVS本部がPOS,EOS(補充発注システム)データを提供するようになると、メーカはPOSデータで購買傾向を、EOSデータで発注量をリアルタイムで知ることができるようになり、生産量を調整(見込み生産から計画生産へ)できるようになった(p94)
・100平方の売り場店舗で約3000のアイテムを扱っているが、セブンイレブンでは1年間で7割が入れ替わる、毎週40近いアイテムが入れ替わっている計算(124)
・ABCZ分析とは、売上7割を占める商品群(A)、2割をB,1割をC,売り上げゼロをZランクとする、Aは品切れを起こさないように品揃え、BCは商品ライフサイクルのどの段階にあるかで判断(p125)
・セブンイレブンのマルチコピー機(2009.10からの第三世代)は、1)ネットプリント、2)住民票の写し、印鑑証明書の発行、3)各種チケット販売、の機能がある(p188)
・2011.7からはセブン銀行のATMから海外送金が可能になった、ウエスタンユニオンと提携したので(p200)
・ファミマは日本国内海外で、約1.6万店を展開、海外展開に最も注力している(p202)