・松下電器の創業以来、特に困難を極めたのが、太平洋戦争後のGHQによる財閥家族の指定であった、その解除のために日夜奔走した(p2)
・会長に退いていた幸之助は、みずから営業本部長を代行して、「一地区一販売会社制」「事業部・販売会社の直取引」「新月販制度」等の新しい制度を考案、実施した(p9)
・一度ですむ電話を三度もかけているようではダメ、一度ですむ電話のかけ方を研究すべき(p18)
・社長の姿を見て「もう気の毒」という感じが社員のあいだに起これば、全部が一致団結して働く(p22)
・今までと同じことやり続けていてもダメ、絶えず新しい道、やり方を考えるべき(p28)
・指導者とは責任をとるということ、責任をとれない人は、指導者たる資格はない(p42)
・誠実にものを売って、儲けさせてもらうというのは第二のことで、第一は、より必要なものを運ぶこと(p45)
・価格を安くするかどうかを考えるときに、一生懸命働いていたかを考えた、そう考えると値引きできるかどうかが判断できる(p57)
・一番大切なのは、経営理念である、企業は存在することが社会にとって有益なのかを世間大衆から問われている(p61)
・常に進化することを経営者が心掛ける必要がある、常にそれを訴えていく努力を怠ってはいけない(p65)
・経営者たるものは、常に目標を与えなければいけない(p67)
・指導者としての大切な基本の力は、何が正しいかを見分けること、そして相手を上手に説得するのが第二の力(p82)
・大事な場面では自分で考えて「よっしゃ、これこうせい」と即座に言えないといけない、大事に臨んですぐに言えるというためには、常に自分というものを養っておく必要がある(p86)
・教えて教えられるものは知識、教えて教えられないものは知恵、知恵は自分で会得するより仕方ない(p92)
・人使いのコツがあるとすれば、誠心誠意ということを考えてその人と接する他はないが、具体的に言うと、その人の長所を見るということ(p107)
・本当の人の値打ちとは、やってみないと分からない、任せてみて初めてその成果というものが分かる(p128)
・ほめるのが5,6回あって、叱るのはその間に1回程度が丁度良い(p137)