・2025年には高齢者に該当する65歳以上の人口比率が30.5%になる、現在でも国民医療費総額の約半分は、65歳以上の医療費が占めている、一人当たり2300万円と言われる生涯医療費の半分は70歳以上になってから消費する(p13)
・平均寿命から「要介護による自立できない期間」を引くと健康寿命となるが、日本人は男:72.3歳、女:77.7歳で世界一、平均寿命との差である7-9年間が介護を必要とする期間(p16)
・一般病棟では、医療法の改正により、入院日数が90日を越えると病院にとってはコスト上、割にあわなくなる(p21)
・100歳以上の超高齢者の65%の人々は寝たきりである(p23)
・第1級障害者である人工透析患者は、薬代が無料、病院としては治療費が年間400-500万円なので病院は患者のわがままを聞くことがある(p45)
・アメリカでは死因のトップが「がん」から、加齢による「循環器疾患=脳卒中、心筋梗塞等」がトップになった(p52)
・アメリカでは、ほんの一部の高齢者や障害者、低所得者以外は、それぞれが民間の保険に入り、そのレベルにより受けられる治療が違い、しかも高額、全人口の15%程度を健康保険に加入させる国民皆保険は2014年から実施予定(p61)
・がんは、死を迎えるにしても数カ月から数年の猶予をくれるので、人生をいかに終わらせるか、死へのスケジュールが立てやすい(p77)
・鳥は朝日が昇る45分前に鳴き始める、日の出前に起きる習慣を続けることで、病気を起こしてしまった自分の肉体や精神の不備に気づいて、生活習慣を改めることで奇跡は起こることを悟った(p78)
・病名がついている病気のほとんどは、自分の体の中で作ってしまう、生活習慣病等の病気は、その根本原因がわかっていない(p92)
・冷えや「がん」の原因は、心のストレスである、若い世代の癌は、心の問題が関連している場合が多い、自己治癒力が低下してしまった結果、発症する(p97)
・治療を選ぶときは、「自分が主体」になれて、「自分が幸せになれる」医療かを見ることがポイント(p115)
・予定寿命を設定したら、1)やるべきこと、2)できること、3)やりたいこと、を整理してリストアップする(p122)
・生前にどんどん整理をしておくべき、膨大な量の品物を残されたまま死なれると、残された人たちは大変な思いをする(p130)
・延命医療をどのように受け入れるかは、「事前指示書」あるいは「尊厳死宣言書」によって意思表示ができる(p144)
・日本では延命治療の是非については、尊厳死法が法制化されていないので、あいまいである、日本尊厳死協会が「リビング・ウィル」の発行、登録、保管を行い、いざというときには主治医に示すことになっている(p144)
・一度、延命してしまったら、「もういいや」と、人工透析を中断することはできない(p170)
・本書を機会に、自分なりの死に方を考えることを推奨する、常に死を傍らに意識することは、必ず人生を豊かなものにしてくれる、一日一日に感謝して、丁寧に生きようと思えるはず(p171)
・病気は本人が自分で作りもすれば、自分で治すこともできる(p174)