・人間はある程度負荷をかけないと「やる気スイッチ」が入らないようになっている、仕事ならば、ちょっと「キツイかな」ぐらいの分量と、締切である(p24)
・「悪いテンパリ」を、なんとか「良いテンパリ」に変える方法をマスターするのが、「テンパらない」ための近道である、「良いテンパリ」は作業効率を上げて長い目でみて自分を成長させてくれる(p30)
・個人でも企業でも、評判が失墜するのはあっという間、「テンパる」と結果的に大損する(p32)
・「テンパり」に関わるのは、ノルアドレナリン(生命の危機や不快な状態に対処)で、血圧や脈拍を上げるアドレナリンの元となる物質で、アドレナリンよりも脳神経に多く分布している(p36)
・自分が落ち着いて仕事や作業ができているか、自問自答するのも必要、それに加えて、「テンパっていないか」を自分だけでなく、他人のレスポンスを参考にしてセルフチェックする(p47)
・人間の性格は、メンデルの法則のように簡単には遺伝しない、人間の2万強の遺伝子情報が複雑に絡み合っているので(p54)
・「頭が真っ白」になるのは、過度な緊張により、ノルアドレナリン・アドレナリン等の神経伝達物質が、脳に刺激を与えすぎてしまうから(p62)
・睡眠不足とアルコールは、脳のドーパミン系をかく乱させて、衝動性の嵐を巻き起こすことになる(p68)
・睡眠不足、偏食、運動不足、精神的ストレス、ひきこもり等は、前頭葉を機能ダウンさせる悪玉要因で、神経伝達物質の働きをダウンさせる(p73)
・「テンパっている人」と接触しなければならない時は、顔の表情を見ないで、眉間か鼻の頭を見る(p78)
・テンパってしまったことを気づいたときには、現場で爆発するよりもトイレで頭を冷やす(p90)
・15分は、短すぎず、長すぎず、キリがいい、という3要素を兼ね備えている(p94)
・副交感神経を刺激する(自分にブレーキをかける)には、息を吸ったまま止めて、腹部に力をいれる(p100)
・テンパった時には、ゆっくり・静かに・着実に・考えて行動してみる、意識して口元を大きく動かしてゆっくり話す(p105)
・自分向けの「癒しの画像」を常備しておくのが、キレそうになるのを抑止する上で効果的(p110)
・明日の最低限の出勤準備を習慣にすると、当日の朝に「テンパる」ことがない(p127)
・週に一度は、細切れ時間ではなく、「まとまった時間」を確保するようにする(p137)
・テンパらない食事として、精神的に落ち着ける「トリプトファン」を含む、肉や魚、乳製品、小麦を原料とするもの、豆類、ナッツも良い(p141)
・食事の量は、6-8割で満足する食生活を続けると、精神的にも健康を維持できる(p143)
・予想外のことが起こった危機的状況のときこそ、人間性を問われるタイミングである(p159)
・自分の失敗談を楽しく話すことができれば、「愛されキャラ」に近づける、自分の弱みをさらけ出す人は、「何かしてあげたい」という気持ちが働く(p161)
・テンパらないコツの一つとして、思い込みではなく、仮説(絶えず修正が必要)という思考のスタイルを取り入れること(p177,179)
・苦手分野を克服するには、まずは自分の苦手分野を知ること、これがテンパらないための実践訓練(p216)
・テンパることは人生経験として価値があるが、キレることは何のためにもならない(p226)
・アルコールは、慎む力・辛抱する力を奪ってしまうので、人間の倫理感情を統制する前頭葉の機能がマヒして、言動や行動がおかしくなる(p227)