・従来の定年後マネーは、貯蓄・退職金・公的年金の3本柱、60歳時点で、貯蓄と退職金をあわせて 3300万円もち、住宅ローン負債を 1070万抱えているのが平均的データ(p15)
・最低限の生活レベルで毎月27万円を費やして、65歳から毎月23万円の公的年金を受け取るのが、2007年の「定年後マネー」の実態(p15)
・日本の国債市場はEU諸国に比べて安定している、その理由は多くの企業に資金需要がない(p32)
・2010年末の金融機関の保有財産は 2800兆円、貸出は 1185兆円(民間690兆円)、運用は 897兆(内国債561兆円)、ここから金融機関による追加の国債保有量は、最大限でも貸出がゼロになるまで(p33)
・消費税5%では、2020兆円には金融機関の枠はなくなる、消費税10%では 2030年、消費税20%で現状維持がやっと(p35)
・国内と海外のお金のルートには、1)経常収支、2)資本収支(工場移転、証券投資など)、3)金銭勘定(銀行決済、政府による為替介入など)がある、それぞれに対応する形で、1)経常収支の黒字、2)2国間の金利差、3)各国政府の思惑、の3つの要因で為替レートが決まる(p53)
・日米の金利差がなくなったため、円キャリートレードを行っていた投資家は、借りていた資金の返済に走り出したため、ドルから円に変えられて円高となった(p58)
・名目レートと実質実効レートを考えると、1ドル=80円は決して円高ではない(p59)
・2国間の為替レートの理論値を計算すると、1995年を基準にすると、金利平価式や購買力平価式から、1ドル=65円と計算できるので、1ドル=80円は決して円高ではない(p60)
・2008年以降では、欧米のベースマネーの伸び率が大きいのに、日本のベースマネーは少なくなっているので円高となっている(p69)
・日本の国債市場が他国と異なっているのは、1)海外からの借金はない、2)お金の移転が行われている(p74)
・国債市場が数年以内で暴落しない理由として、1)日本銀行が買い支える、2)満期まで保有すれば満額保証される損の出ない投資商品、3)60年償還が認められているので、実際の償還は60年後になるので、1/60の新規募集分と、5/60の借り換え分にしか、当初1年の影響はない(p80)
・2012年からの数年間は、円の最高値と、株の最安値をつけるので、株式投資は戦後最大のチャンスになる(p90)
・自分年金の作り方のプロセスは、1)緊急時の蓄えを用意(300万円)、2)毎月定額を株式資産へ投資、3)積立金が数百万になったら分散投資、4)非課税口座を利用(p99)
・600万円程度になったときには、ドルコスト平均法が無力化するので、分散投資に切り替える(p105)
・ゴールドについては、インフレ対策として利用できるかは疑問あり(p111)